魔人学園 (講談社文庫 き 17-6)

著者 :
  • 講談社
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感想 : 6
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  • Amazon.co.jp ・本 (307ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784061851702

感想・レビュー・書評

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  • なんやらもの凄いスピード感。キャラクターの魅力を堪能する間もなく読了。
    色んなもんを吹っ飛ばしつつ終了!壮大なシリーズの開幕!
    このシリーズはちゃんと終了してるのか?
    魅力的なキャラを惜しげもなく…。でも、シリーズの第一部なの??不思議な作品でした。



    まぁ、菊地節を満喫しました。
    朝松氏の解説も楽しみました。

  • 図書館で。高校時代菊地さんの本が好きな友人が色々かしてくれたなあと懐かしく。

    変わらないエロあんどバイオレンス。懐かしい。とりあえず根源的ですよね。個人的には倉間さんがカッコイイと思いました。

  • 実は、菊池 秀行のマンガ化作品のうちで、細馬 信一とやってた「魔界学園」が一番好きなのです。
    まあ、別格で「ダークサイド・ブルース」があるのですが。

    これ、連載時、転校生かっこいいとか思って、読んでました。
    もう、転校生という設定からして、痺れます。

    そして、剣と魔法の学園ものなんですよ。この発想が、ものすごく好きです。

    で、その兄弟的な小説がコレです。「魔界学園」ではなくて、「魔人学園」。もしかすると、この小説を原案にしてマンガができたのかな。
    前半は、割とマンガと同じですが、後半はだいぶ違う。
    主人公が見る人によっていろいろな姿に見えるという前半部は、マンガもがんばっていたけど、小説の方がわかりやすいです。

    後半、結局、謎は謎のままのいつもの菊池秀行なのですが、この「報酬」。
    もう、ロマンチックというかなんというか、くさいかもしれないけど、かっこいいわ。

  • 魔人の棲む街「トーキョー」の何の変哲もない学園に、ある日不思議な男がやってきた。沈滞していたキャンパスは突然、想像を絶する戦闘の場と化す。妖異な美女と世にも恐ろしい魔人たちが繰り広げるエロスの宴。魔人たちが目論む究極の目的とは何か?凄絶痛快なバイオレンスと奇妙なリリシズムの傑作。

    2003年3月17日再読

    削除

  • 東西に分裂した日本とその高校を舞台にしたストーリー。不良グループが「護衛団」として学校を守る存在であり、そして関西からの侵略から関東を守るのが、他の並行世界から召還された「転校生」。学園物でありながら、異次元移転もの、剣と魔法のファンタジーをやっているのが面白い。

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著者プロフィール

1949年千葉県生まれ。青山学院大学卒業後、雑誌記者を経て82年『魔界都市〈新宿〉』でデビュー。以後、20年以上にわたりエンターテインメント小説界を牽引し続け、著作は300冊を超える。著書に『吸血鬼ハンター“D”』『魔界都市ブルース』『妖獣都市』等多数。

「2023年 『七人怪談』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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