- Amazon.co.jp ・本 (307ページ)
- / ISBN・EAN: 9784061851702
感想・レビュー・書評
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図書館で。高校時代菊地さんの本が好きな友人が色々かしてくれたなあと懐かしく。
変わらないエロあんどバイオレンス。懐かしい。とりあえず根源的ですよね。個人的には倉間さんがカッコイイと思いました。 -
実は、菊池 秀行のマンガ化作品のうちで、細馬 信一とやってた「魔界学園」が一番好きなのです。
まあ、別格で「ダークサイド・ブルース」があるのですが。
これ、連載時、転校生かっこいいとか思って、読んでました。
もう、転校生という設定からして、痺れます。
そして、剣と魔法の学園ものなんですよ。この発想が、ものすごく好きです。
で、その兄弟的な小説がコレです。「魔界学園」ではなくて、「魔人学園」。もしかすると、この小説を原案にしてマンガができたのかな。
前半は、割とマンガと同じですが、後半はだいぶ違う。
主人公が見る人によっていろいろな姿に見えるという前半部は、マンガもがんばっていたけど、小説の方がわかりやすいです。
後半、結局、謎は謎のままのいつもの菊池秀行なのですが、この「報酬」。
もう、ロマンチックというかなんというか、くさいかもしれないけど、かっこいいわ。 -
東西に分裂した日本とその高校を舞台にしたストーリー。不良グループが「護衛団」として学校を守る存在であり、そして関西からの侵略から関東を守るのが、他の並行世界から召還された「転校生」。学園物でありながら、異次元移転もの、剣と魔法のファンタジーをやっているのが面白い。