広重殺人事件 (講談社文庫)

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感想 : 13
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  • Amazon.co.jp ・本 (358ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784061851917

感想・レビュー・書評

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  • 浮世絵三部作の最終章は安藤広重。
    殆ど誰も意識していなかった謎を提起して、資料と歴史上の重要な出来事を絡めて謎を解いてゆく手法は見事ながら、大きな不満が1つ。
    シリーズの主軸を為す登場人物があまりにも簡単に死にすぎる。ストーリーの構成上で必要不可欠ならまだしも、もう少し他に描きようが無かったのかと思ってしまいました。

  • 浮世絵三部作、最終巻。

    何と、これまで「写楽~」「北斎~」で主役を張っていた津田くんが、奥さんを追って自殺してしまう。不幸体質ながらも、冴子さんとのささやかな幸せを勝ち取っていただけに、哀しい、、、。最後の手記部分は、何となく予測はついていたけれども、涙モノでした。

  • 2016/11/12読み始め
    2016/11/25読了

  • え!?主人公もお嫁ちゃんも死んじゃうの!?しかも自殺!?
    と、その時点でちょっと面白さ半減。
    推理の筋道のたてかたは相変わらずかなり惹きつけられるし面白い。
    けど、何となく今までには全く味わったことのないこのスッキリしない感じ。

  • 広重については、あんがい知られてないから、絶好の本かも。

  • 浮世絵三部作第三弾、最終章。
    冒頭から泣きました。
    最後も大泣きでした。
    ミステリのはずなのにここまで泣かされるとは・・・・。

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著者プロフィール

1947年岩手県生まれ。早稲田大学卒業。83年『写楽殺人事件』で江戸川乱歩賞、87年『北斎殺人事件』で日本推理作家協会賞、92年『緋い記憶』で直木賞、2000年『火怨』で吉川英治文学賞を受賞する。他の著書に『炎立つ』(全5巻)、『天を衝く』(全3巻)などがある。

「2009年 『To Tempt Heaven』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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