- Amazon.co.jp ・本 (340ページ)
- / ISBN・EAN: 9784061852082
感想・レビュー・書評
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つ、疲れた....。
プロットが単純だった(と思い込んだ)ので、「これは脳みそおいたわしやだ」の雰囲気に完全騙された。詐欺だ!!
ライトな読み物だなと最初こそスラスラ読み進めていたのだが、なんだこのラスト80Pのカロリー消費量は。有酸素運動か。
脳みそモデルチェンジの作業に後半は混乱しながら全容を掴もうと必死、必死。先が気になる展開で途中放棄を許してくれない。夢中でモグモグした結果、お腹いっぱいで最早グロッキー状態。
面白かったかは置いといて、練りに練られた構想と、最早悪戯心を感じる発想力に脱帽。混乱している私の姿を、影でキャッキャっと楽しそうに眺めている作者様が見えてきそうだ。
腑に落ちない部分も少なからず存在はするが、昔のミステリあるある、人物達がとてつもなく楽観的で尚且つミラクル行動的な感じ、好きだなぁ。
このツッコミ込みでの楽しみ方が好き。
本格推理なのかコミカルバカミスなのかわからなくなり、姿勢を崩され作者に振り回されるのが楽しい。小説としての満足度は低いし、疲労感は最高潮だが、本を閉じた後の
「んふふふしてやられた(*´v`)」な感じ
好ち。
【結論】社畜後のリフレッシュ読書には不向き詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
20年以上の積読本でしたが、やっと読みました。
面白く、あっという間に読めた。ドキドキしながら、盗作された山本さんに同情しながら…
最後は、えっ?あれ?ん?へぇ〜って感じです。
二転三転し、どれが本当かわからなくなりました。
いやぁ、読んで損はないですね!
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2023/01/04
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土瓶さんへ
コメントありがとうございます^^
やっと読みました!積読…本を整理したいのに沢山あって、でも古すぎるのばかりです。
今年は...土瓶さんへ
コメントありがとうございます^^
やっと読みました!積読…本を整理したいのに沢山あって、でも古すぎるのばかりです。
今年はハイペースで頑張ります!!
本年もどうぞよろしくお願いします!2023/01/04
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タイトル通り「倒錯のロンド」でした。
前半で、言葉のトリックの1つに気付いてしまい、それが正解してしまったのでちょっと残念でしたが「倒錯」はロンドでしたので(笑)意外な驚きがこれでもかと何度もきて、お腹いっぱいになりました。
ラストできちんと完結感があり、とても面白かったです。
原稿が手書きであるとか、ワープロとか、フロッピーディスクとか、時代背景が古いので、いつの小説なのか見てみたら1989年!
名作は何年経っても面白いです。
もっと早く、今のように読書が生活の一部になっていれば、このような良い作品に早く出会えていたんだなと思うと、後悔。
後悔しても仕方がないので、逆にこれから味わおうと思いました。 -
どこかのサイトで紹介されてたので買ってみた一冊。
読みやすく興味がわく内容でしたが、最後の方はどんでん返しが凄くて話が、こんがらがって何度か最初の方とか読み返してやっと理解てきた。
一度読んだだけでは自分じゃ理解できない
難しい最後でした。
30年位昔の本ですが古さを感じない小説でした。 -
ミステリ好きを満足させてくれる叙述トリック。古さを感じさせない傑作です。
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叙述トリックで有名な作品。
色々な違和感がありつつ、どんどん混乱させられて読み進めずにいられませんでした。
30年も前の作品なので古さを感じましたが、なかなかおもしろかったです。
古典的な叙述トリックものを読んでみるのも悪くないなと思いました。 -
再読。GWで実家より発掘。作家志望の若者が、渾身の応募作を何者かに横取りされ、自分の作品が推理作家賞を受賞していた、、、
叙述トリックの第一人者の王道的な一作。読み始めていきなりプロットを大体思い出したので、確かめるような読み方になってしまったが、細かい違和感や手がかり、追う者も追われるものも皆頭がおかしくなっていくサイコサスペンス、そして落ち着いて考えるとバカミスとしか思えない場面展開。
30年以上前の作で、今ならGoogleで一発でわかるような話だが、欧米ミステリにも比類する、古典の良さがここにある。 -
よくある怨恨絡みのミステリー仕立てなんだけど、ところどころで辻褄が合わないところがちらほら。それでも滞りなく読めるので特に気にしてなかった。
しかし残り100ページ弱で「あなたはこの小説のからくりに気が付きましたか?」と読者を挑発!物語に没頭するところが筆者vs読書の構図に。笑
そして丁寧に種明かしをしていく。ちゃんと振り返りやすいような工夫も入れている。タイトルにもある倒錯のトリックは「うわぁー!なんだこれ⁈」と目を見張ってしまう。あまりに複雑な叙述トリックなので、創作工程を見てみたい笑
これが30年前の作品というもの驚きだが、ブクログの評価が3.5以下なのが納得できない!この作品はもっと評価されるべきだと思うし、まだ読んでない人は是非読んで欲しい!