創竜伝(1)超能力四兄弟 超能力四兄弟(ドラゴン) (講談社文庫)

  • 講談社 (1993年2月2日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (284ページ) / ISBN・EAN: 9784061852143

作品紹介・あらすじ

20世紀末――凄まじい超能力を秘めた竜堂家の四兄弟に魔手が迫りつつあった。竜堂始(はじめ)、続(つづく)、終(おわる)、余(あまる)の四兄弟の力をわがものにして、全地球支配を企らむどす黒い巨悪の野望。しかし、竜堂兄弟に屈伏という言葉はない。巨悪の挑発は、最大の潜在能力を秘めた末弟・余を覚醒させた。待望のシリーズ第1弾!

感想・レビュー・書評

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  • 最終巻がでたので、再度買い直して読み直し。
    兄弟の会話が昔から好きで、テンポよく好きです。
    まだまだ始まり。ぼちぼち読んでいこうと。
    イラストがCLAMPさんで、買ったのがきっかけだったなと思い出しました。

  • 2024年は辰年。だから創竜伝ってのが安直。中高で一回は通る田中芳樹の道、というのが持論なんだけど、自分は創竜伝・アルスラーンを通った口。確実に3回目。根拠は新書版・文庫版を10巻ぐらいまではたしなんでいて。という前置きはさておき。やっぱ面白いよね。竜堂四兄弟も従妹の茉理ちゃんも、政治家のおっちゃんらも。いいキャラ。社会批判多めで、作者の思想や思考が盛り盛り。キャラに言わせて、物語として成立させるんだからやっぱすごいわ。あのおっさん。30年近く経ってるけど、予言の書めいていて、すごいわあのおっさん。

  • CLAMPさんの表紙を見てジャケ買いしました。
    四兄弟のキャラ分け、変身ものという設定にオタク心がくすぐられました。

  •  改めて、もう一度読み直しています。
     竜堂さんちの四兄弟のお話。
     竜堂さんちの四兄弟には、実は人並み離れた力が眠っていて、その力を狙った魑魅魍魎たちが動き出す。
     という話でした。

     実はこの四兄弟さんたちも自分の力をよくわかっていなくて。
     下の弟二人からしてみれば、ちょっとしたじゃれ合いをするために使うことしか考えていない。

     おまけに、この四兄弟。
     上から、始、続、終、余という名前までふざけている。
     ここまでふざけていたら、作者さんがどれだけ肩の力を抜いてこの物語を書き始めたのか、とてもよくわかる。

     書いている内容は皮肉。
     日本に対する、というよりは、日本の国家を牛耳るヒヒ爺たちへの皮肉。
     実は日本の中には、表には出ないけれど、業界を牛耳る老人がおって、その人間が思い通りに描いたシナリオとおり日本は動いている、というよくあるのがその設定。
     そしてそのヒヒ爺さんが、更なる寿命を得るために、竜堂兄弟に流れる龍の血を狙って襲いかかってくるという話。
     当然、わけのわからない理由で不当に拘束されそうになった竜堂兄弟は丁重にその申し出を辞退しますが、敵も必死で、平和な交渉ができないとなると、力強くで一番年下の余くんを拉致してしまう。
     もちろん、そのままにしておく他の兄弟ではないので、助けに行くのだけれども、敵は竜堂家一同を人間扱いするつもりなど微塵もなく、容赦なく重火器をぶっ放してくる大サービスっぷり。
     そんなこんなで大ピンチを迎えた余くんは、龍に変身しています。
     それはそれは綺麗な龍になって、雨を鬼のように降らせて、皆がばたばたと慌てふためいている間に、敵が寿命を迎え、ハッピーエンドでした。

     ちょっと、人より強いかも⁉ と思っていたら、龍でした、というかなりはちゃめちゃな話ですが。
     彼らは、決して自分の意に染まないことはしないし、きっちりやられたらやり返すし、でそういうすごい力を持っているのに人間くさいところがとても面白いです。

  • 末っ子の番。
    三男坊が末っ子を心配する冒頭シーンからよかったな。

  • たぶん、私を活字好きにさせたのはこの本だ。
    小4か5の時。

  • 始、続、終、余の四兄弟を狙う謎の黒幕。警察もマスコミも掌握した大物の狙いは?四兄弟の正体とは。田中さんの若さが見える作品。
    15年ぶりくらいの再読。完結していたか思い出せないのが不安である。当時は叔父上にイライラしたものだが、だんだんと生ぬるい目で見られるようになってきた。こんなスペック高い一族に混じった凡人は辛いよな、と。強く生きてほしい。CLAMPさんの絵は色褪せないなぁー。

  • メモ代わり。CLAMPの表紙にひかれて古本屋で購入。初の田中芳樹作品でした。

  • 初見のときずっと年上の大人だと思っていた始さんがいつの間にやら年下に(笑)
    面白かったのに、完結しないだろうな

  • いつ終わるんだ?

  • 高校生の時に出会って、今現在に至るまで、何度読み返しても遜色なく面白いです。高校生の頃は、難しくて理解できない文章や単語、言動、背景もありましたが、大人になった今 読み返してみると、風刺が所狭しと盛り込まれていて、それはそれで楽しめます。(ただ、左に寄り過ぎてます)
    こんな兄弟とお知り合いになりたいわ。なんて思ってしまうこと間違いなしです。
    中国の歴史や神話、伝説、五行思想などに興味を持ち始めたきっかけになった本。
    昔も今も大好きな本。続刊はでないのかしら…

  • すごい能力の4兄妹が、政治家の黒幕に狙われて・・・
    ッテ感じで。


    昔、狼男シリーズや小松左京とか筒井やすたかのSF
    を読み始めた時のワクワク感を感じたよ。


    機会があったら、続きも読もうっかな~

  • シリーズ完結は諦めました。

  • 未だ完結を見ないシリーズ。中学生の頃、CLAMP絵に惹かれて知人に薦められ読んだ。当時嵌ってたけど、政治家の話とか出てくるパートは苦手で、けっこう飛ばしてたような(笑)。
    ノベルス版は天野嘉孝、YA!版では田島昭宇、と挿絵も雰囲気がいろいろです。続巻待ってます。

    田中さんの本だと他には「銀河英雄伝説」は比較的最近読んだ。宝塚歌劇にもなるなんてすごいよ! 私はロイエンタール贔屓です。
    あと「アップフェルラント物語」。ふくやまけいこさんのイラストも可愛い、少年少女もの。そしてドラまたお涼こと薬師寺涼子シリーズ。
    エッセイ「とっぴんぱらりのぷう」も好き。

  • 小学生ぐらいで初めて読んで漢字等の挫折で読むのを諦めて、ラノベにハマった中学生ぐらいで読みなおしてハマった。CLAMP氏の絵なのでラノベ好きなら読みやすいと思う。4兄弟もそれぞれ個性があって掛け合いが面白い。

  • ファンタジー小説にしては淡々としていたと思います。ですがファンタジー必須の異常性を上手く現実的に書いて「きっと現代にこんなファンタジー因子がいたらこうなるのかもしれない」というリアリティを含んでいました。ひたすらに主人公各の四兄弟が強いです。ただのそれだけのお話ですがまだ一巻なのでこれから謎や問題が出てくると思うと期待が膨らみます。面白い導入部分でした。とにかく派手です。

  • 戦闘場面での文章の書き方がとても上手い?読んでいてとてもワクワクしました。
    これから、どうなっていくのか楽しみ

  • 非常に面白かったです。
    なんと言いますか、あそこまで暴れられると、爽快感が。

  • ライトノベルと言うべきかヤングアダルトと言うべきか。
    新書版の方で読了済み。
    あの妖艶なカバーが好きでした。
    兄弟ものか好きなので端的に言えば萌えます。
    元々宋時代が好きだったのでドハマリしました。
    政治経済話もちょろっと出てくるのがいい。
    中華ものはいいですね。
    まつりちゃんが可愛い!鳥羽のおじさまも可愛い!

  • 田中芳樹さんが現代日本でドラゴンが大暴れする小説を書けば、そりゃあ面白いものが出来上がるだろう、とは思ったものの、予想外のことに現実が小説の世界観を大きく逸脱してしまったために、おそらく14巻以降は出ないんじゃないだろうかと思う。

    この小説は当時のバブル崩壊直前の日本を舞台にして、政治批判や社会批判を散りばめた痛快アクション大作になっている。でも、政治の世界では小泉純一郎が登極し、社会ではインターネットが爆発的に普及した結果、創竜伝で語られる批判が今ではとんでもなく古臭く、陳腐になって、寄って立つべきものもなくなってしまったとは、さすがの田中芳樹さんでも想像できなかったと思う。

    なにを言ってるか解らない政治家を揶揄していたら、とんでもなく明快な政治家が首相になったけれども、これを支持はしないだろうし。911、311、オバマの大統領就任、GoogleやAppleの世界制覇などは創竜伝では拾い上げることはできないと思う。そもそも単純な世界観がもう支持されなくなってしまった。

    でも、現在を舞台にする以上、その懸念は当然あってしかるべきだったかな。5巻くらいまでは最高だった。1年1冊ではこれが限度だろう。思い切って、今までの展開をなかったことにして、311後の創竜伝を作ってみてはどうだろうか。それが一番だと思う。

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著者プロフィール

1952年熊本県生まれ。学習院大学大学院修了。1978年「緑の草原に……」で幻影城新人賞を受賞しデビュー。1988年『銀河英雄伝説』で第19回星雲賞(日本長編部門)を受賞。2006年『ラインの虜囚』で第22回うつのみやこども賞を受賞した。壮大なスケールと緻密な構成で、『薬師寺涼子の怪奇事件簿』『創竜伝』『アルスラーン戦記』など大人気シリーズを多数執筆している。本書ほか、『岳飛伝』『新・水滸後伝』『天竺熱風録』などの中国歴史小説も絶大な支持を得ている。

「2023年 『残照』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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