創竜伝(1)超能力四兄弟 (講談社文庫)

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  • 講談社
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レビュー : 145
  • Amazon.co.jp ・本 (284ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784061852143

感想・レビュー・書評

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  • CLAMPさんの表紙を見てジャケ買いしました。
    四兄弟のキャラ分け、変身ものという設定にオタク心がくすぐられました。

  • 超人的な力を持つ竜堂始(はじめ)、続(つづく)、終(おわる)、余(あまる)の四兄弟の戦いを描いた伝奇小説です。多くの人が指摘するように、社会風刺がやや効きすぎている感は否めません。

    長男の始は、兄弟たちの祖父の竜堂司が興した共和学院で最年少の理事を務めています。しかし祖父の死後、共和学院は四兄弟の叔父である鳥羽靖一郎によって私物化されてしまっており、鳥羽は理事会を動かして始を解任に追い込もうとします。

    一方、鳥羽の背後にいる黒幕は、四兄弟の能力を利用しようと狙っていました。四兄弟はたび重なる襲撃を退け、ついに黒幕である船津忠巌(ふなづ・ただよし)との対決を迎えますす。船津の指示による自衛隊からの攻撃を受けて、余が水竜の姿へと変身を遂げ、次巻へと続くことになります。

    内容やキャラクターはそれほど濃い設定ではないのですが、物語のテンポがいいので気持ちよく読むことができました。

    なお巻末には、著者とイラストを担当しているCLAMPの大川七瀬との対談が収録されています。

  •  改めて、もう一度読み直しています。
     竜堂さんちの四兄弟のお話。
     竜堂さんちの四兄弟には、実は人並み離れた力が眠っていて、その力を狙った魑魅魍魎たちが動き出す。
     という話でした。

     実はこの四兄弟さんたちも自分の力をよくわかっていなくて。
     下の弟二人からしてみれば、ちょっとしたじゃれ合いをするために使うことしか考えていない。

     おまけに、この四兄弟。
     上から、始、続、終、余という名前までふざけている。
     ここまでふざけていたら、作者さんがどれだけ肩の力を抜いてこの物語を書き始めたのか、とてもよくわかる。

     書いている内容は皮肉。
     日本に対する、というよりは、日本の国家を牛耳るヒヒ爺たちへの皮肉。
     実は日本の中には、表には出ないけれど、業界を牛耳る老人がおって、その人間が思い通りに描いたシナリオとおり日本は動いている、というよくあるのがその設定。
     そしてそのヒヒ爺さんが、更なる寿命を得るために、竜堂兄弟に流れる龍の血を狙って襲いかかってくるという話。
     当然、わけのわからない理由で不当に拘束されそうになった竜堂兄弟は丁重にその申し出を辞退しますが、敵も必死で、平和な交渉ができないとなると、力強くで一番年下の余くんを拉致してしまう。
     もちろん、そのままにしておく他の兄弟ではないので、助けに行くのだけれども、敵は竜堂家一同を人間扱いするつもりなど微塵もなく、容赦なく重火器をぶっ放してくる大サービスっぷり。
     そんなこんなで大ピンチを迎えた余くんは、龍に変身しています。
     それはそれは綺麗な龍になって、雨を鬼のように降らせて、皆がばたばたと慌てふためいている間に、敵が寿命を迎え、ハッピーエンドでした。

     ちょっと、人より強いかも⁉ と思っていたら、龍でした、というかなりはちゃめちゃな話ですが。
     彼らは、決して自分の意に染まないことはしないし、きっちりやられたらやり返すし、でそういうすごい力を持っているのに人間くさいところがとても面白いです。

  • 末っ子の番。
    三男坊が末っ子を心配する冒頭シーンからよかったな。

  • たぶん、私を活字好きにさせたのはこの本だ。
    小4か5の時。

  • 始、続、終、余の四兄弟を狙う謎の黒幕。警察もマスコミも掌握した大物の狙いは?四兄弟の正体とは。田中さんの若さが見える作品。
    15年ぶりくらいの再読。完結していたか思い出せないのが不安である。当時は叔父上にイライラしたものだが、だんだんと生ぬるい目で見られるようになってきた。こんなスペック高い一族に混じった凡人は辛いよな、と。強く生きてほしい。CLAMPさんの絵は色褪せないなぁー。

  • 4男が変身するところまで。

    色々な意味で時代を感じる……。

  • メモ代わり。CLAMPの表紙にひかれて古本屋で購入。初の田中芳樹作品でした。

  • 初見のときずっと年上の大人だと思っていた始さんがいつの間にやら年下に(笑)
    面白かったのに、完結しないだろうな

  • いつ終わるんだ?

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著者プロフィール

1952年熊本県生まれ。学習院大学大学院修了。
’77年『緑の草原に……』で第3回幻影城新人賞、’88年『銀河英雄伝説』で第19回星雲賞、2006年『ラインの虜囚』で第22回うつのみやこども賞を受賞。
壮大なスケールと緻密な構成で、SFロマンから中国歴史小説まで幅広く執筆を行う。
著書に『創竜伝』『銀河英雄伝説』『タイタニア』『薬師寺涼子の怪奇事件簿』『岳飛伝』『アルスラーン戦記』の各シリーズなど多数。

「2021年 『新・水滸後伝(下)』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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