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Amazon.co.jp ・本 (324ページ) / ISBN・EAN: 9784061852297
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みんなの感想まとめ
ミステリーの魅力が詰まった本作は、探偵信濃譲二が活躍するシリーズの第2作で、雪の別荘で発見された女子高生の逆さ吊り死体から始まる緊迫した物語です。密室での不可解な事件や毒殺、足跡のない死体など、巧妙な...
感想・レビュー・書評
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歌野さんの初期のころのミステリーなんでしょうね。
ミステリーらしいミステリー。
当時は「おぉ!」だったんでしょうが口が肥えてきている私にとっては「ふむふむ」
でも、楽しめました。犯人は分からなかったけれど。
歌野さん、「葉桜~」以降の方がやっぱりいいですね。 -
信濃さん…
やっぱり、
すごい。
そして、この事件の
動機がすごい…
悲しすぎる… -
信濃譲二もの。年末に別荘に来ていた猪狩家。一之瀬徹は、猪狩家の娘の静香の家庭教師をしており、この別荘にまで一緒にやってきた。しかし、その別荘で娘静香が殺害された。シャンデリアから逆さまに吊り下げられて……。猪狩家を取り巻く殺人事件。警察の介入をよしとしない猪狩家は探偵を呼ぶことにし、一之瀬は信濃譲二を呼び出した……。
前回に引き続き信濃譲二シリーズを読んだが、前作からそれほど月日が立っていない間にリリースされているからか、面白いとは言えなかった。というのも、いくらトリックがよくても、文章力が弱いとやっぱり小説はつまらないんだなあと思ってしまった。
新本格派の作家でよく言われるとおり文章ちょくが稚拙なところがあり、人間描写が弱いのが弱点だな、とやはりこの当時の歌野晶午氏はありますね。読んでいて、感情移入できるキャラクタがおらず、好感が持てるキャラクタもいなかったので読んでいて宙に浮いてました。
トリックに関しては全くわからなかった。前述したとおり宙に浮いていたこともあって、あまりその描写がわからなかったというのもあるんだけれど。密室の謎に関してはまあ想像通りだったし、鍵の件はいくらなんでも無理なんじゃないかな、と。視線の先だしね。
前作と比べ、事件のストーリーがほぼ占めていますが、キャラクタの会話が楽しめず少々読んでいて大変な作品でした。今後の信濃譲二シリーズどうしましょうか。2000年以降新作も出ていないようなので時間があったら読み進めよかな。 -
シリーズ一作目に手を出して
しまったので、
一応二作目もと思って読み始めた。
やっぱりハマれなかった。
ミステリとしても満足できなかったし、
相変わらず登場人物に魅力がない。
もうこのシリーズは終わりにするかな。
“冬の八ヶ岳山麓の別荘で、深夜、可憐な女子高校生の死体が発見される!現場は密室状態で、不可能犯罪に見える。そこへ、青年探偵・信濃譲二が登場して調査を開始すると、それをあざ笑うかのようにまたもや惨劇が。しかし、われらが探偵の名推理が冴えて──。新本格派、渾身の長編推理第2弾。” -
探偵信濃譲二が活躍するシリーズ第2作。
雪の別荘で女子高生の逆さ吊り死体が発見される。現場は密室。
続く毒殺、そして足跡のない死体・・・。
犯人が明かされぬまま幕を閉じた惨劇の犯人は一体誰?
名探偵でも解き明かすことのできなかった動機とは?
本格に不可欠な要素をふんだんに取り入れた歌野晶午のこのシリーズは、信濃譲二の破天荒な感じがとても気に入っている。ノリがうっすらとハードボイルドなのだ。
エンディングの心憎いエピローグにそれが顕著に表れていて、すっきりと気分が良い。
推理小説で難しいのは「動機の解明」だと思う。
いくら名探偵でも状況証拠だけで犯人の動機を解き明かすのは至難の業だし、逆に強引にそれをやられたら興ざめだ。
その弱点をこの作品は斬新に処理していると思った。
つまり「動機が分からないので推理は披露できません」と名探偵が言い切ってしまうのだ。
ええーーっ!気になる気になる!トリックだけでもいいから教えて!と読みながら切望した。
結局犯人の「日記」のようなもので動機の部分は説明されるのだけど、そうだよね、そういうのがないと普通は解けないよねぇ。
名探偵だからと言って、なんでもかんでもお見通しって訳にはいかないのだ。 -
黒くても赤くてもいいじゃない、もちろん白くてもいいよ。
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トリックより動機となった事情が信濃の言う通り面白かったです。プロローグにひっかかった;けどワトソン役のキャラクターがいまいち…。
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強引さは感じるけどこの強引さが好きなんだよ。犯人はやっぱり、って感じだけどそう言う展開だとはね。
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物事は、いつもそう簡単に思い通りに進むわけではない。色恋にしても、仕事にしても、そう殺人にしても。
物語は、いたってシンプル。ある一家の遺産をめぐるらしき殺人事件。その犯人は? 密室も、毒を盛られて苦しむ女性も、おかしな宗教に取り付かれた青年も登場する、いたって普通の新本格ミステリだ。事件は、前作「長い家の殺人」で登場した市ノ瀬徹と信濃譲二のワトソン×ホームズなやりとりで解き明かされていく。ただ、いかにも新本格らしいこの設定の中で、歌野は挑戦状を突きつけている。新本格という仮面をかぶり、ミステリというものに対する疑問符を提示しているのだ。
なぜという問いを忘れてはいけない、とはよく言われる。当然だと思っていることに疑問符をつけてみることは、わたしたちに多くの新しいものを見せてくれる。正直なところ、平凡なミステリだ。しかし、それだけじゃないものがある。おそらく歌野は、このころから「ミステリとはなにか」「トリックとはなにか」と考え続けていたのではないだろうか。 -
読む順序が逆になってしまいましたが、先日読んだ「動く家の殺人」に先立つ、信濃譲二&市ノ瀬徹コンビの第二作。
このコンビの組み合わせは、勘違い推理をする役回りと、名推理をする役回りの組み合わせ、ということで、「名探偵コナン」の「おっちゃんとコナン」の組み合わせと同じです。森博嗣の「犀川と萌絵」シリーズとはちょっと違いますね。
「本格派」といわれる作品には多いのですが、設定自体を無理やり作っているので、ご都合主義なところは、ある意味「お約束」ということで大目に見ましょう。
この作品に関しては、きちんと推理すれば、犯人はわかります。そういうところ、好きです。 -
2006年04月22日
なんだかな、あっさり。
面白くなくはない!
…曖昧でどうも。
なんかこう、ドカーン!とくるものはなかったってのは事実。
どのキャラがどの人だったかとかって
そういうことすらよく頭に入ってこなかった…。
結末もまぁ、見えたし。
密室の必然性が見えない
っていうのが大きな軸であったと、俺はみた。
真実が解き明かされてみたら
「あらまぁ。」
としか言いようがありませんでしたよ!
現場に不自然さを感じたのは登場人物だけではなかったのです…。
me too!
悪い人がいなかった。
でも全員悪い人だった。
そんなかんじです。 -
冬の八ヶ岳の別荘に集まる経営者一族。そこで起きる連続殺人。
あまりに古典的な展開に一風変わった探偵・信濃譲二が挑む。
ゾロアスター教を登場させている点は面白い。
動機を謎の中心にしているが,トリックが稚拙で全体に浅い印象。
偶然で左右されるトリックは本格ミステリーにはそぐわない。
タブーに挑戦というのは面白いが,完成度は低い。 -
本格(?)ミステリです。密室ものですがかなりきわどいトリックです。でもそれがいい。
殺し方はかなり惨殺だったので結構酷いなぁと中学生のときは思ったのですが、比較的ミステリーはそういうものにあふれているんですね。笑 -
「家」シリーズ二作目。うーん。
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高校の時に読了
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徹の頭が悪すぎて、苛々する。
絶対当たってない推理を延々と読まされるのはしんどい。 -
歌野氏第2作はクローズト・サークル物、いわゆる“雪の山荘物”だ。しかし本作はほとんど印象に残っていない。確か本作も連続殺人事件で、しかも密室殺人だったようだが、機械的トリックだったので、ガッカリした記憶がある。糸や針金、ロープを使って云々の機械的トリックは説明文で滔々と説明されても理解しがたいし、解りやすく図解されても、なるほどねで終ってしまうからだ。つまり読者に推理する余地がなく、こういうトリックを考えました!という作者の品評会になってしまっているからだ。
そして本書は実にオーソドックスなミステリであるせいか、全く何も残らないという変な特徴を持つ。ほとんど話題に上らない作品でもあるのは、定型すぎて物語にコクがないからだろう。逆に云えば、前作『長い家の殺人』が凡作ながらも読者にある固定した印象を残しているのは、やはり舞台となった「長い家」の特色を活かしたトリックを採用しているからだろう。しかし本作ではそれが全くなく、単なる山中の館で起こる殺人事件に落ち着いてしまっているからだ。つまり極論すれば本作の題名は「白い家の殺人」でも「雪山の家の殺人」でも「木造の家の殺人」でも何でもいいと云える。
またやはり探偵役の信濃譲二も『長い家~』で述べたような、名探偵登場!といった期待感が実に希薄なキャラクターであることも、マイナス要因だろう。
しかし、前作が作家として力量不足を露呈した作品だとすれば、本作は凡作ながらも一連の本格ミステリの方程式に則った作品であるといえ、そういう意味では少し作家として前進したといえるだろう。その後のブレイクを知っている者にしてみれば、その道程を知っている今となっては、これほど作家として成長を作品で見守れる作家も珍しいといえるだろう。
今は変化球が多い彼の作品だが、昔はこういう教科書どおりのミステリも書いていたことを知るにはいい作品かもしれない。
著者プロフィール
歌野晶午の作品
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