快楽のテニス講座 (講談社文庫 む 3-16)

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感想 : 3
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  • Amazon.co.jp ・本 (318ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784061852440

感想・レビュー・書評

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  • エッセイだと思って買ったのですが、文字どおり「テニス講座」なんですね。初出は80年代半ばながら、ぜんぜん古びていなくて、とても参考になりました。特に、「(バックハンドはインパクトのときに)ボールへ向かって、へそを近づる感じ」はぜひ取り入れてみたいと思いました。語り口も、ちょっと80年代を彷彿させたけど、心地よかったです。龍さんの写真が満載なのも、いまとなっては、ほほえましい。80年代半ば、テニスを始めたばかりの中学生だったころにこの本を読んだら、テニスに取り組む姿勢が変わっていた気がします。

著者プロフィール

一九五二年、長崎県佐世保市生まれ。 武蔵野美術大学中退。大学在学中の七六年に「限りなく透明に近いブルー」で群像新人文学賞、芥川賞を受賞。八一年に『コインロッカー・ベイビーズ』で野間文芸新人賞、九八年に『イン ザ・ミソスープ』で読売文学賞、二〇〇〇年に『共生虫』で谷崎潤一郎賞、〇五年に『半島を出よ』で野間文芸賞、毎日出版文化賞を受賞。経済トーク番組「カンブリア宮殿」(テレビ東京)のインタビュアーもつとめる。

「2020年 『すべての男は消耗品である。 最終巻』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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