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- Amazon.co.jp ・本 (464ページ)
- / ISBN・EAN: 9784061852693
感想・レビュー・書評
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著者の面目躍如の歴史ミステリ。義経はたはして平泉で死んだのか、はたまた生き延びて北へ向かったのか。800年にわたるロマンを背景に、盛岡の実業家一族をめぐって連続殺人事件が起こる。義経の消息や秘宝や宮沢賢治との関係とかはまあロマンではあるけれど、実際の事件には何の関係もない舞台背景というだけ。肝心の事件はアリバイ崩しが鍵なのだが、生首入り酒樽の仕掛けはともかく奇抜なメイントリックはあまりいただけない。ただし三流トラベルミステリと一線を画しているのは、やはり本筋とは無関係とはいっても義経伝説の魅力だろう。なぜ怨霊封じされていないのかとか、こっちの考証の方がよほどおもしろかった。
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歴史ミステリー。
面白い。
逆説のシリーズの説得感素晴らしい!! -
南条圭シリーズ
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デビュー作に並ぶ傑作歴史ミステリー。
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歴史推理部分があまりにおもしろかったので金色堂と人肌の秘仏見に行っちゃいました。
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