氷の森 (講談社文庫)

  • 講談社 (1992年1月1日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (494ページ) / ISBN・EAN: 9784061852709

みんなの感想まとめ

人間の恐怖と冷血さをテーマにしたハードボイルド・ミステリーが展開され、主人公の緒方は元麻薬取締官として私立探偵の道を歩みます。彼が直面するのは、理不尽に命を奪われた若者たちの死の真相を追う過程で、複雑...

感想・レビュー・書評

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  • ハードボイルドしてる

  • 「人を支配するのは結局は恐怖」がキーワードのハードボイルド・ミステリー。「新宿鮫」の原点となる小説です。

  • 主人公 緒方は、麻薬取締官であった。
    ある事件が起こって 辞職し 離婚した。
    それから、私立探偵の事務所を開いた。

    クールで、服装にも気を配り、相手の希望にも
    従う と同時に 格闘にも 強さを見せる。

    理不尽に死んだ 二人の若者の死の原因を
    さぐることで、コカインの取引の流れを解明して
    冷血な 人間に たどり着く。

    ふーむ。推理仕立てであるが、
    どうも、冷血さを 描くのに 失敗をしているようだ。

    野島という 予言する能力を持つ男が
    魅力がありそうだが、その能力が うまく引き出せないね。

    細田涼子が 画家として 自分を守る前には
    アルコール中毒者だった。その脱する過程が 意味がありそう。

    若者 がお山の大将になっていて、
    人の弱みに付け込む という手法を 使うことで
    リーダーシップをとろうとする。
    ふーむ。権力をつかえないのが 日本の悲しいところ。
    金と暴力なんですね。

    ミキという 若い女性が 切ない生き方しているね。
    奥野加代は、さだまらない何かが 身体の中に流れている。

  • 自分では絶対に選ばなかったであろうジャンル。戦闘?シーンは読み飛ばしたけど、物語としてはおもしろかった。ちょっと最後があっさりしすぎてたような。

  • ちょっとくさいけど、面白い。
    充実した読後感。

  • アウトローな人がいっぱい出てきて、読んでるだけで痛い血みどろな殺し合いばかりする話。

  • 探偵もの。お金持ちになって六本木に住むことに憧れているので、とても参考になった。主人公は緒方というシブい人間味のあるおじさんで、大沢在昌の本らしく、謎めいていて、経験豊富でかっこいい。ダークなそちらの世界を垣間見せてくれる。

  • 前半は余計で疲れる一言が多く感じたけど、楽しく読めたと思う…新宿鮫のが好き

  • ハードボイルドの王道という感じ。
    伊藤からの依頼がもっと絡んでくればよかったのに。
    冷血な男と緒方の直接対峙が読みたかった。

  • 和製ハードボイルド
    大沢作品の王道だって感じた

    中年だけど強くて、大きな声ではいえない過去を引きずっていて、一癖も二癖もある探偵が主人公


    読んでて(いまさら)気づいてしまった
    なんで、私が大沢作品を好きなのか。
    登場人物のキャラクターとかストーリー展開とかはもちろん好きなのだけど。

    とりあえず、主人公が死なない
    長年の親友に裏切られよ~と、
    愛する人が殺されよ~と、
    半死半生ってくらいボコられちゃっても。

    だから、安心できるんだろうな

  • 文庫 £1.00

  • 大沢在昌さんの本をこの作品で初めて読んだ。
    分厚いなーって思っていたけど、あっという間に読んじゃった。
    すごい主人公がかっこよくって、次がどうなるんだろう?!って気になって気になって・・・って読み進めたくなってしまう本。
    この本で、大沢在昌さんにちょびっとはまった。

  • 主人公に人間味があっていいね 正義は強いみたいなところも無くって... この頃の作品はこんな感じだったのだろうか

  • 最後が呆気なかったので星四つ止まりですが、じわじわ来る面白さに引き込まれます。

  • 大沢在昌ってハードボイルドっぽい作品を書くのがうまい。新宿とか暴力団とか一人狼の刑事や探偵とか。
    この作品は、最後がちょっと物足りなかったけど、十分楽しめた。

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著者プロフィール

1956年愛知県名古屋市生まれ。慶応義塾大学中退。1979年に小説推理新人賞を「感傷の街角」で受賞しデビュー。1986年「深夜曲馬団」で日本冒険小説協会大賞最優秀短編賞、1991年『新宿鮫』で吉川英治文学新人賞と日本推理作家協会賞長編部門受賞。1994年には『無間人形 新宿鮫IV』直木賞を受賞した。2001年『心では重すぎる』で日本冒険小説協会大賞、2002年『闇先案内人』で日本冒険小説協会大賞を連続受賞。2004年『パンドラ・アイランド』で柴田錬三郎賞受賞。2010年には日本ミステリー文学大賞受賞。2014年『海と月の迷路』で吉川英治文学賞を受賞、2022年には紫綬褒章を受章した。


「2023年 『悪魔には悪魔を』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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