捨て童子・松平忠輝(中) (講談社文庫)

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  • 講談社
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レビュー : 16
  • Amazon.co.jp ・本 (357ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784061852860

感想・レビュー・書評

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  • 伝奇ものなら伝奇ものでもっと開き直ったものの方が気楽に読めて好きだなあ。変に史料からの引用とかが混ざると、そっちが気になってすんなりと楽しめない。この時期のキリスト教の布教状況は調べてみると面白そう。

  • 忠輝は、異国の言葉をしゃべり、医療にも精通している教養人でありながら、剣の技術でも向かうところ敵なしの実力があり、しかも人から好かれる魅力を持っている人物として描かれている。
    スーパーヒーローな描かれ方だけれど、それが面白さを倍増させているのだと思った。
    忠輝がどのような言動をするのかがとても楽しみになってきた。

  • ガレオン船建造理由の一解釈。

  • 2013/11/15完讀

    這一卷中,忠輝已經長成凜然的青年,他愛好和平,促成大阪方秀頼與家康的和解與會面。同時,他也受封為越後七十五萬石大名。大久保長安的陰謀越來越具體化,而忠輝由於通曉南蠻語,且學習南蠻醫術並在浅草診療,在基督徒之間更加受歡迎,長安認為七十萬基督徒都會跟著忠輝走,也把許多基督徒浪人編進福島藩的新家臣團裡。。在本多家臣岡本大八事件後,本多正信為了反擊大久保家,讓家康知道キリシタン完全不會臣服於俗世政權,家康開始頒佈禁教令。沒想到此舉反而導致長安心急決定起事(就算忠輝告訴他說:基督教以殉教當作法悅,就算可以抵抗,他們也會選擇信教),反而被暗算中風。另一方面,ソテーロ策劃將來要讓忠輝離開日本,以免受到波及,家康和政宗也在後面扮演推手,伊達家臣支倉六右衛門先擔任先鋒,軟硬兼施讓奸詐的西班牙人ビスカイノ終於屈服。

    這一卷也是很巧妙地把史事編織進隆慶的史觀繪卷,讀起非常有趣(回想起山岡版德川家康中,這一個部分實在有些催眠…)。不過有時還是有讀到一點點銜接上沒有做得完全具有百分之百說服力之處(例如ひょっとこ斎跟五郎八姫的部分),有些可惜。

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    這裡提到基督教是產生在不毛的沙漠中的宗教,忠輝對基督教神明的感覺是「厳しすぎ、やせ過ぎている」,而生長在一個有豐富水源、花草和美麗的四季的自然的國度,忠輝不會成為一個基督教徒,讓我聯想到想到上次的背教者尤利安。基督宗教裡那種乾燥、苛烈、狂熱、喜愛受苦的感覺,毫不圓潤,排他,確實正是不是你死就是我活的沙漠的孤獨感,和沙漠中獨有的渴求與狂熱感。這也更加證明,每個宗教產生都有其風土,柔軟的日本會有八百萬神明,就不會自動產生堅苛排他的耶和華,每塊土地適合的信仰的神,實在不應該任意強加到其他民族的頭上。宗教紛爭是人世政權永遠無法解決的問題,其實以風土論很容易解決,但是套著神明的大義名分,一切的荒唐和殘殺,以及不尊重還有,宗教自己內部產生的不合理性,都可以合理化。人類歷史就不斷因為宗教產生這些愚蠢的限制與紛爭,但是人又是無比地渴求那些看不見的力量。這是人世間可悲,但也是有趣之處。

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    このごろの忠輝には、漸く人間というものが見えるようになってきた。過大化もせず過小化もせず、ありのままの人間の姿が見えてきた。浅草の診療所の御蔭である。そこには種種雑多な人々が集まってくる。こんな奴がいるんだなァ、と思うことも度々だった。そしてその揚句見えてきた人間の姿は、例外なく、そこはかとなく悲しみの色に染められていた。どんなに愚かで、どんなに暴力的で、どんなに貪欲でも、奇妙なことにどこか悲しみの翳がある。しかも例外なく面白いのだ。

  • 自分にない幸福を持つものを、人はうらやむ。

  • 大久保長安の野望から忠輝を救いですために考え出された、遣欧使節としての忠輝のスペインへの派遣。一度裏切ったビスカイノに一切支援を行わず、自尊心を打ち砕いておいて、水夫として協力させる当たりの家康等の交渉手腕はさすが。忠輝の運命や如何に。

  • 徳川家康の六男でありながら、鬼っ子といわれた松平忠輝が主人公。
    忠輝というと、長男信康のように剛毅英邁で、家康から疎まれたイメージがありますが、本作では小さい頃から武芸に秀でて、宿敵柳生一族と争いながらも、家康からは非常に信頼され、後継を間違えた、といわせるくらいの人物として描かれています。

    波乱の人生が非常に面白いです。

    ↓ ブログも書いています。
    http://fuji2000.cocolog-nifty.com/blog/2009/05/post-a88b.html

  • 相変わらず主人子の忠輝が動かない。

    脇役陣が魅力的なのは認めるが、、

  • 凛々しく成長した忠輝は、越後福嶋藩の大名となる。福嶋藩のキリシタン化を企てる大久保長安には、忠輝を将軍とする新体制をつくりあげる野望があった。忠輝を狙う、兄の将軍秀忠と柳生宗矩。途方もないエネルギーを持つがゆえに、権力者たちの暗闘に巻きこまれていく忠輝の波瀾の生涯を描く伝奇ロマン。

  • り−4−3

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