どんなに上手に隠れても (講談社文庫)

著者 :
  • 講談社
3.35
  • (17)
  • (53)
  • (135)
  • (12)
  • (0)
本棚登録 : 447
レビュー : 48
  • Amazon.co.jp ・本 (384ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784061854345

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
  • 数年前に一度読んだことがあるのだけど、その時から印象はさほど変わらず。一言でいうと、綺麗なミステリー。起承転結がしっかりしているので、置いてきぼりにされている感じがない。説明も丁寧。ハラハラもさせてくれる。万人受けするミステリーという感じです。ただ、1993年の作品のため今読むともうこの時代では通用しないトリックだな…と思うところが多々あり、そこもまた楽しいです。

  • 2017年10冊目。
    「人さらいの岡嶋」と言われる理由が分かる。もちろん書かれた時代背景と今とを考えると成り立たないかなと思うところもあるけど、岡嶋二人に関して言えばそんなことどうでもいいくらい作品にのめりこんでしまうんだよな・・。
    のっけから惹きつけられっぱなし。そしてメリハリがあり飽きさせないまま最後まで持っていかれるのはホントさすが。
    やっぱり大好きな作家だと思い知らされた作品。

  •  作品解説(カバーより):多くの人が出入りするテレビ局から、白昼、売出し中の歌手が誘拐された。しかもその直前、この誘拐を暗示する奇妙な匿名電話が警察に入っていた! 芸能プロやCMスポンサーたちの対応、駆け引き、警察の地道かつ執拗な捜査、そして事件の驚嘆すべきトリックまで、リアルに描ききった傑作長編推理。

     「誘拐の岡嶋」の異名をとる岡嶋作品らしく、単純かつ巧妙なトリックや、事件の背景に渦巻く人間模様は、読み手を唸らせること必然。まだ岡嶋作品に触れたことの無い方や、岡嶋作品は何冊か読んでるけど、この作品は読んでいないという方にオススメ。

  • 2016.6/15〜20。かわいいタイトルだと思ったら誘拐もの。「人さらいの岡嶋」と呼ばれた時代はリアルタイムでは知らないが、納得の面白さだった。ど派手な演出に、広告マンや記者の黒い思惑。アリバイだけが少し残念。

  • さすがに「人さらいの岡嶋」と言われるだけあって、作者の誘拐ものは面白いですね。
    タイトルからは想像もつかないような派手な劇場型犯罪に、最後まで目が離せませんでした。
    特に身代金受け渡しのトリックや誘拐の目的は、シンプルだけどよく考えられているなぁと感心することしきりです。
    三十年ほど前に発表された作品なので、時代を感じる描写もあるかもしれませんが、それで面白さが半減するわけでもなく、今でも十分楽しめると思います。

  • トリックがわかりそうでわからないところが読み進めたい気持ちにさせる。

  • 「あした天気にしておくれ」や「99%の誘拐」にはやや及ばない感がありますが、それでも良く出来た誘拐ミステリーだと思います。
    テレビ局でアイドル歌手が誘拐されるというセンセーショナルな事件。身代金受け渡しの裏では関係者たちの利益が交錯します。大衆も含めて人の動きや思惑がよく描けています。身代金消失のトリックも素晴らしいですし、事件の真相もかなり大胆で面白かったです。
    ただ、アリバイトリックはある物を確認すれば一目瞭然なので、流石に通用しないと思いました。

  • 新人歌手が誘拐された。犯人の奇妙な行動に謎が深まるのだが、なんとも怖いのがCMスポンサーの世界。

  • 久しぶりに読んだ岡嶋二人作品。お得意の誘拐ものでしたね。それほど多くない登場人物の中で、誰が犯人なんだ?と思わせるところはさすが。突然湧いてきたような犯人を作るパターンかと思ったら、きちんと筋書きの中に無理なく登場していたしね。ちなみに、解説は東野圭吾でした。

  • <あらすじ>
    多くの人が出入するテレビ局から、白昼、売り出し中の歌手が誘拐された。
    しかもその直前、この誘拐を暗示する奇妙な匿名電話が警察にはいっていた!芸能プロやCMのスポンサーたちの対応、駆け引き、警察の地道かつ執拗な捜査、そして事件の驚嘆すべきトリックまでリアルに描き切った傑作長編推理作品。


    おもしろかった!
    これもまた最後まで犯人がわからなかった。
    すごい。

    意外なところから犯人の手がかりを導き出す感じが
    読んでて、そうきたか!となる。

    身代金1億円が消えた瞬間やその方法が分かった部分、
    終盤の株のくだりが興奮した。
    こうやって事件の核心かも的な情報をゲットする瞬間が
    たまらない。

    おもしろい。

全48件中 1 - 10件を表示

どんなに上手に隠れても (講談社文庫)のその他の作品

岡嶋二人の作品

この本を読んでいる人は、こんな本も本棚に登録しています。

有効な左矢印 無効な左矢印
宮部 みゆき
宮部 みゆき
東野 圭吾
東野 圭吾
有効な右矢印 無効な右矢印

どんなに上手に隠れても (講談社文庫)を本棚に登録しているひと

ツイートする