御手洗潔のダンス (講談社文庫)

著者 :
  • 講談社
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本棚登録 : 2070
感想 : 134
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  • Amazon.co.jp ・本 (360ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784061854383

感想・レビュー・書評

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  • 短編集。この中では「舞踏病」が一番好きだ。

  • これも記憶に残っていないが、書評検索して読んでたら読みたくなってきたわ。

  • 御手洗シリーズ短編
    『山高帽のイカロス』
    『ある騎士の物語』
    『舞踏病』
    『近況報告』

    この中では『舞踏病』が良かった。これは面白い。
    オロオロする石岡君が良く書かれてあるしねぇ。時代背景も好みだな。

  • 御手洗潔と石岡のコンビは、まさにホームズとワトソンだと思います。
    御手洗の奇人ぶり、石岡の推理力の無さ(笑)など微笑ましい限りです。
    短編は、どれもしっかり本格ミステリで楽しめました。

  • ⚪︎全355p
    ⚪︎御手洗潔シリーズ5作目
    ⚪︎短編集

    ⚫︎

  • (短編)御手洗シリーズ6

  • 短編集。舞踏病が面白かったです。
    御手洗さん自由ですねえ、発言も行動も。石岡さんや刑事さんは振り回されてお気の毒ですが、これはまぁお決まりというかそういうもんなんでしょう。それでも彼は人気あるんだよ、という設定みたいなのもあるしね。最後の「近況報告」とかね。

    「大義名分などあとからなんとでもつく。あなた方は、人を救うために警官をやっているのか、それとも大禍なく仕事して出世するためか、三日に一度は自らを点検したほうがよろしいですな」

    「実は多くの老人が、われわれの知らない場所で副作用に苦しんでいる。しかし痴呆老人の叫び声など、誰も気にかけはしない(中略)しかし、僕らにはどうすることもできないのさ」

    御手洗さんが代わりにいうてくれてスカッとしますね。だけど、やっぱり私らにもどうすることもできないのよね。

  • 御手洗作品は長編ばかり読んでいたので、中短編は読むハードルも低く楽しめた。それでいてミステリーの深みがあり、きちんとまとまっている。また、御手洗の魅力が詰まっている作品。

  • 短編4話収録。
    しかし最初の3話はなかなかの濃さ。
    ラスト1話は“御手洗潔という男がどういう嗜好で、どういう生活をしているのか”のようなおまけのお話。
    短編とはいえ侮れません。
    時代を感じる描写もありますが、飄々とした御手洗さんと何だかんだと付き合う石岡くんのコンビが何とも良いです。
    文字が小さく、行間も狭いように感じたため、読了まで時間を要したもののらその分、じっくり御手洗さんの良さを楽しめました。

  • 3

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著者プロフィール

1948年広島県福山市生まれ。武蔵野美術大学卒。1981年『占星術殺人事件』で衝撃のデビューを果たして以来、『斜め屋敷の犯罪』『異邦の騎士』など50作以上に登場する探偵・御手洗潔シリーズや、『奇想、天を動かす』などの刑事・吉敷竹史シリーズで圧倒的な人気を博す。2008年、日本ミステリー文学大賞を受賞。また「島田荘司選 ばらのまち福山ミステリー文学新人賞」や「本格ミステリー『ベテラン新人』発掘プロジェクト」、台湾にて中国語による「金車・島田荘司推理小説賞」の選考委員を務めるなど、国境を越えた新しい才能の発掘と育成に尽力。日本の本格ミステリーの海外への翻訳や紹介にも積極的に取り組んでいる。

「2023年 『ローズマリーのあまき香り』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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