宿命 (講談社文庫)

著者 :
  • 講談社
3.49
  • (738)
  • (1653)
  • (2838)
  • (290)
  • (45)
本棚登録 : 13477
レビュー : 1206
  • Amazon.co.jp ・本 (378ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784061854444

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
  • 25年も前の話なんだ。さすがに時代を感じた。
    企業の思惑というのは恐ろしいな。「スパイ」という視点では、池井戸潤さんの「民王」のほうが物語っぽくて読みやすかったと思った。
    東野さんのミステリーを何作か読んだけど、モノによっては全然違う作家さんのように感じるくらい、作品に幅があってすごいと思う。

  • 久しぶりに東野圭吾作品を。

    情景が目の前に現れるようだった。
    二人の男同士。
    まさに『宿命』

    ミステリーにしてはそんなに『犯人は誰だ?』ということに一本化せず、キャラクターのバックボーンをゆっくりと紐解くストーリー。
    あまりにも色んなものが繋がる様は、なんだか気持ち悪かった。(良い意味で)
    最後ラストの一行は先が読めてはいたものの、その言葉を発したであろう瓜生の表情が見えた気がして、なんだか爽快だった。

  • ちょっと脳にこだわっていた時期なのかな…
    面白いんだけど
    ゲゲッ!という怖さが
    欲しい感じ、東野さんの作品では。

  • 小学校時代から高校まで何かと因縁の深い2人が時を経て、刑事と容疑者という形で再会。

    過去を振り返りながら進んでいく展開は面白く読めた。
    犯人、2人の関係性共に最後まで分からない展開が良かった。

  • 長きに渡る2人の男達の不思議な因果関係が描かれた長編大作。
    刑事である主人公・勇作が、ある事件を追っているところ、またもある男に関わることに。
    そして皮肉にも、その男の妻は、勇作が生涯唯一好きになった女性だった。

    「殺人の門」よりは暗くなかったけど、でも勇作の人生は切なく、悲しいものだった。
    そしてサナエさんがこんな風に関わってくるとは・・・。

    こんな偶然あるかいな、と思うけど、「宿命」を感じずにはいられないスピード感ある展開は見物だった。

  • 最後のセリフがとても印象的でした。映像化したのはなんかキザすぎてなんか違いましたが(笑)

  • 過去ライバルだった二人が刑事と容疑者となって宿命の対決を果たす物語。

    東野圭吾さんの小説を初めて読みましたが時代背景がわかりやすく読みやすい本でした。

  • エー!
    結末そこか〜!
    でも、テンポ良く読めて面白かったね。

  • 面白かったです‼題名通りでさすがな結末。予想出来ない結末でした。最後の一行もやられました。わかっていても、やっぱり凄い作家さんと言わずにいられない…

  • 東野さんの描く予想を超えた結末には圧巻。
    勇作にとっては、サナエとは一体誰だったのかを知ること。
    晃彦にとっては、実の母であるサナエが須貝家によってなかば殺されたことに対する復讐、そしてもうそのような悲劇が起こらないよう、被験者を救うという「宿命」。
    そして、この両者の想いは兄弟であるという「糸」によって繋がれており、それは二人が人生を共に歩み再開するまで相互に影響し、刺激しあった本当の理由なのである。
    そして、この兄弟の間にある美佐子の存在というのが実に兄弟愛を出す上で良い味を出している。

全1206件中 11 - 20件を表示

著者プロフィール

東野圭吾(ひがしの けいご)
1958年大阪市生野区生まれ。大阪府立大学工学部電気工学科卒。大学在学中はアーチェリー部主将を務める。1981年に日本電装株式会社(現デンソー)にエンジニアとして入社し、勤務の傍ら推理小説を執筆する。1985年『放課後』で第31回江戸川乱歩賞を受賞し、小説家としてのキャリアをスタート。2006年『容疑者Xの献身』で第134回直木三十五賞を受賞。2013年『夢幻花』では第26回柴田錬三郎賞を受賞、2014年『祈りの幕が下りる時』で第48回吉川英治文学賞受賞。現在、直木三十五賞選考委員を務めている。代表作としてガリレオ・新参者シリーズに加え、映画化された『手紙』『ラプラスの魔女』。ほかにもテレビドラマ・映画化された作品が多い。2018-19年の作品では、『人魚の眠る家』、『マスカレード・ホテル』、『ダイイング・アイ』、そして今後の映画化作として玉森裕太、吉岡里帆、染谷将太らの共演作『パラレルワールド・ラブストーリー』(2019年5月31日映画公開)がある。なお、中国で『ナミヤ雑貨店の奇蹟-再生-』が舞台化・映画化され、映画はジャッキー・チェンが西田敏行と同じ雑貨店店主役で出演する。2019年7月5日、「令和」初の最新書き下ろし長編ミステリー『希望の糸』を刊行。

宿命 (講談社文庫)のその他の作品

宿命 (講談社ノベルス) 新書 宿命 (講談社ノベルス) 東野圭吾

東野圭吾の作品

ツイートする