宿命 (講談社文庫)

著者 :
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  • Amazon.co.jp ・本 (378ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784061854444

感想・レビュー・書評

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  • ストーリー終盤でのスピード感のある展開、ラスト1行の意外性など読了後、タイトルの意味に納得。

    しかしながら主要人物のバックボーン、殺人事件の犯人やトリックが、いまいちインパクトに欠け、ドラマとして感情移入までに至れなかった。

  • 謎解き× 動機× びっくり× 最後の一行○

  • ロボトミー。
    狂気の実験。再開しようとした新社長が殺される。
    被験者女性の産んだ双子。
    企業の御曹司と事件解決を目指す刑事。
    知らずに張り合う二人。
    そこには「宿命」があった。
    先に生まれた方が兄か?
    全敗は変わらないのかも。

  • なんか消化不良。
    美佐子の存在感が最後の方まるっきり薄くなって畳み掛けるように終わったけど、これは作者意図した終わり方なんだろうか。
    色々書こうとはしたけどバッサリ削ぎ落とされた感がある。

  • 不思議な縁ってあるよなぁと思いつつも話が現実離れしすぎてたかなという印象。

  • 東野圭吾の作品にしては内容がやや稚拙でダラダラしてた。

  • スラスラと読めて、内容もしっかりしているけど、心には残らなかった。
    織田が良いキャラ。

  • 登場人物が多くて名前を覚えるのに一苦労した(笑)親族が多くて名前が似ている(笑)殺人事件が軸になってストーリーが展開するが、前半はちょっと面白くなかった。東野圭吾特有の意外性と謎が後半になって出てくる。最後はタイトルの宿命の意味が分かるとなるほど〜と思った。やっぱり東野圭吾だなぁ〜。

  • なんとなく文体が読みにくいなぁと思っていたら30年前に書かれていたことを知り、驚きました。
    30年も作家としてミステリーを書き続けているという事実の方が驚きました。
    こちらの小説は殺人事件の犯人は誰かというよりも、主人公を始めとする登場人物たちの偶然にしては出来すぎている運命的な人生がなぜ起こっているのかということを解き明かしていく方が面白かったです。
    こんなことを言ってはどうかと思いますが、正直殺人事件がかなり霞んでみえました。
    東野圭吾さんの小説は本当に最後数ページの鳥肌が凄い。

  • 一気に読んだ。

    そうきたか!というラスト数ページのオチ。
    ありえなさすぎてちょっと残念に思った。

    ただ、最後の一文がそれを吹き飛ばすくらいとてもすきだ。

著者プロフィール

1958年、大阪府生まれ。大阪府立大学電気工学科卒業後、生産技術エンジニアとして会社勤めの傍ら、ミステリーを執筆。1985年『放課後』(講談社文庫)で第31回江戸川乱歩賞を受賞、専業作家に。1999年『秘密』(文春文庫)で第52回日本推理作家協会賞、2006年『容疑者χの献身』(文春文庫)で第134回直木賞、第6回本格ミステリ大賞、2012年『ナミヤ雑貨店の奇蹟』(角川書店)で第7回中央公論文芸賞、2013年『夢幻花』(PHP研究所)で第26回柴田錬三郎賞、2014年『祈りの幕が下りる時』で第48回吉川英治文学賞を受賞。

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