創竜伝(2)摩天楼の四兄弟 (講談社文庫)

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  • 講談社
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本棚登録 : 831
レビュー : 29
  • Amazon.co.jp ・本 (310ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784061854628

感想・レビュー・書評

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  • 続の能力、「温度」。当時、ファンタジーで炎属性が氷属性も持つというのは斬新だったから、その可能性にワクワクしたなあ。

  • 醜悪な奴はとことん分かりやすく悪く、破壊するときはとことん破壊し尽くす。勧善懲悪系でスッキリすることはスッキリするのだが、出てくる警察(公安)関係者は皆外道、政治家は無能で下衆、チンピラは低能と、イケメン4兄弟とのバランスが悪すぎるので、逆にちょっと乗り切れない。無辜之民死にすぎ。
    しかし、登場人物のうち、知的なものは美男美女、知性にかけるものは醜悪というのはいかがなものか。知性は顔に出るものかもしれないが。

  • 今回は、続が火竜として覚醒することになります。

    日本における闇の世界の最高権力者であった船津が死んだことで、政治家たちの動きがあわただしくなり、またしても四兄弟を襲撃する者が現われます。四兄弟は人間を超えた身体能力を駆使して彼らの襲撃を退けます。

    ところが、彼らよりもさらに巨大な悪の手が、四兄弟に迫ります。アメリカの政治と経済を牛耳る「四人姉妹」(フォー・シスターズ)から極東へ派遣されてきたレディLとタウンゼントです。レディLは、兄弟たちの叔父の鳥羽靖一郎を利用して、四兄弟を飛行船に招待し、続に取引を持ちかけます。

    続がレディLの申し出をきっぱりとはねのけた結果、レディLは攻撃を仕掛けてくることになります。その結果、続は竜へと変貌して暴走し、果ては自衛隊まで出動する騒ぎとなります。そんな弟を止めるために、始は奮闘することになります。

    なお巻末には、著者と作家の連城三紀彦との対談が収録されています。

  • 二男が変身するところまで。

    権力という力に対抗するのは、圧倒的な暴力。というおはなしでいいのだろうか…。

  •  さてさて続き物です。

     前の巻は余くんの変身で終わりましたが、今回は続さんでした。
     人気がなかったら、一冊目で終わろうと思っていた、と作者さんが前作のあとがきで書いていたんですが。
     そのせいか、前作は前作で、一冊できっちり終わっていたんですが、今作はこれっきりじゃなく、伏線ありの、登場人物が増えての話でした。

     鎌倉の御前という、裏の政治の大物が亡くなって、その御前の後釜を狙って何だかきな臭いことになる日本。
     そこにアメリカを掌握している企業のトップまで混ざってきて、かなりおかしなことになってしまっている。

     そんな人につきまとわれた竜堂兄弟の暴れっぷりはあっぱれなもので。
     今回は、自衛隊だけですまなくて、橋は落ちるわ、ドームは壊れるわ、都庁は燃やし尽くされてしまう。

     それに伴う甚大な被害を考えれば、この小説を最初に読んだ時からいろいろあり過ぎて、大分胸が痛いんですが。
     相変わらず、政治家権力者諸々に対する皮肉のオンパレードで、すっきりするようなしないような。

     そういう諸々を面白がれれば、とっても面白い本だと思います。

  • 次男坊の番。
    追いつめられた感がいいです。

  • いつ終わるのか。

  • 東京の名所が次々と竜堂四兄弟によって破壊されていくのを読み進めていくとなんだか、心がいたたまれる部分があるけど、なんか読み終わった後に気分がスッキリするのはなぜだろう…?

  • 設定が田中芳樹さん独特で…。
    好きです。こういうの。

  • 常識人が大変そうな話。

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著者プロフィール

田中 芳樹(たなか よしき)
1952年、熊本県本渡市(現・天草市)生まれ。学習院大学文学部・国文学科卒業、同大学大学院博士課程(国文学)修了。1978年に李家豊(りのいえ ゆたか)名義で雑誌『幻影城』に応募し、『緑の草原に…』で第三回幻影城新人賞(小説部門)を受賞、作家デビュー。
1982年、田中芳樹名義で、『銀河英雄伝説』シリーズを発表。アニメ化、コミック化、ゲーム化された大人気作品となる。ほか、2017年に完結した『アルスラーン戦記』もアニメ・ゲーム・コミックなど様々なジャンルミックスがなされており、非常に人気が高い。ほか、『創竜伝』などの人気シリーズがある。

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