タイトルマッチ (講談社文庫)

著者 :
制作 : 茶木 則雄 
  • 講談社
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本棚登録 : 247
レビュー : 15
  • Amazon.co.jp ・本 (386ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784061855434

感想・レビュー・書評

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  • 元ボクシングチャンピオンの息子が誘拐された。
    犯人からの要求は、タイトルマッチを挑む義弟に
    ノックアウトで相手を倒す事。

    子供の命がかかっているわ、勝ち方は指定されてるわで
    プレッシャーが半端ないです。
    何が正解で、何がいけないのか分からない上に
    犯人が身近なのかどうかなのかも、という状態。
    心理状態に、気が狂いそうです。

    どんな些細なことでも、という所から
    それでも手掛かりを集める警察。
    時間もすぐそこ、なので、さらに焦るというか
    どうなるのか気になって仕方がありません。

    という状態でひた走り、な最後。
    なんかこう…あっけなかったような。

  • 2017年11冊目。
    読み始めてすぐに「また誘拐かよ!」と思ったけど^^;これまた今までの誘拐モノとは全く違う、そして相変わらず最後までハラハラドキドキさせてくれる作品だった。
    岡嶋二人は競馬、野球、ボクシングと随分幅広いなーと思ったら、徳山氏がプロボクサー目指してたとかでなるほど。
    競馬と違って、ボクシングは全く知識がなかったので言葉の意味とか分からないところもあったけど、素人にも分かるような書き方してくれてて助かった。試合中の描写にも何とかついていけた。
    とにかく前代未聞な犯人からの条件、どうやって捕まえるのか全然見えなかったけど、終わってみれば、やっぱりそうだったかー!と。
    でも爽やかなラスト、良かった!

  • 一体いつ頃から「人さらいの岡嶋」と呼ばれるようになったのかは分かりませんが、初期作品である本作でも既にその片鱗がうかがえるように思います。
    誘拐を扱った作品の定番とも言える身代金受け渡しがなくても、面白い物語を作り出す手腕はさすがですね。
    特に終盤での、ボクシングの試合と犯人追跡の様子を交互に描く場面は、徐々に高まる緊迫感に手に汗を握るようでした。

  • うん。
    普通につまらない。
    結末も流れも。
    いまいちすぎる。

  • ボクシングの元世界チャンピオンの息子が誘拐され,義弟のタイトルマッチに「ノックアウトで勝て」と要求がくる。
    安定と実績の岡嶋二人の誘拐ものだが,今作は徳さん(井上じゃない方)風味が強く,ボクシングの緊迫感が良かった。
    オカルト一人路線も嫌いではないが,やはり岡嶋二人コンビの完成度は最高。

  • 犯人の要求はノックアウト勝ちすること。これは世界チャンピオンを狙うボクサーに対して無理な要求。なぜならノックアウト勝ちは狙ってできるものではないから。

    人質に対するプレッシャーの中で人間として無理な要求。つまり実現不可能な誘拐犯の要求の真の意味は?ということになる。ボクシングの知識が全くないのに、対戦相手を組むボクシングジム同士の駆け引きなど面白かった。

  • 面白かった。
    安易に勝たなくて良かった。

  • ボクシングの世界チャンピオンタイトルマッチをかけた試合の2日前、
    挑戦者の甥っ子が誘拐された!!
    犯人からの要求は
    「相手をノックアウトで倒せ。さもないと子どもの命はない」

    推理小説は("読むのが"ではなく、"推理しながら読むのが")苦手なので
    犯人はあいつだろう、ネタが分かったぞ!
    …的な楽しみ方が出来ません
    どこかで大どんでん返しがあるのだろう、、と思いながら読むのはとても楽しいです。

    誘拐事件のストーリーであるのに、
    (私は)怖い思いせず、ドンドン世界に引き込まれました。
    ミステリーとしても楽しんだつもりでいますが(笑)、
    ボクシングの世界を知ることが出来た楽しみも同じくらい。

  • 世界ジュニア・ウエルター級タイトルマッチ15回戦
    チャンピオン アルフレッド・ジャクソン  VS. 挑戦者 琴川三郎

    この試合は、因縁の対決と言われていた。引退した前のチャンピオン最上永吉は、琴川の姉と結婚していた。世間は、琴川にとって義兄の雪辱戦になるからだ。
    この試合の二日前、ジムで琴川を待ってた最上の元に青い顔で駆け込んで来た妻。この時間は、仕事をしてるはずでは?と、疑問に思い妻の話を聞くと子供が誘拐されたという。駐車場で突然襲われ、育児所に預けるはずの生後10ヶ月の息子を誘拐されたのだ。妻の手には、子供を誘拐した手紙。そして、ジムの電話が鳴った。琴川を呼び出す電話だった。琴川が出ると入り口のマットの下に手紙があると言う。その手紙には、「ジャクソンをノックアウトで倒せ。さもなければ子供の命は無い」そう脅迫文が届いたのだ。
    ジムの会長は、それを知りこっそりと交番に駆け込み警察に事態を知らせる。
    警察は、試合を存続させるために報道規制をひかずにひそかに捜査する。試合は、2日後。たった三日間で犯人を探し出さなければならない。身代金でなく、ノックアウトで倒せと言う犯人の意図は?そんな中琴川は、いらだって素手でサンドバックを叩いてしまう。それは、拳を傷めるボクサーにとって致命的な行動だった。中指を骨折してしまう。果たして試合は、どうなるのか?誘拐された子供は助かるのか?犯人は?怒涛の勢いのノンストップ誘拐ミステリーです。

  • なにかちょっとおもしろいものを読みたい時、気軽に読める、ボクシングをからめた誘拐もの。最後の展開はやや強引さを感じたけど、うまいし、飽きさせないし、緊張感が続く。

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