しりとりえっせい (講談社文庫)

著者 :
  • 講談社
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本棚登録 : 530
レビュー : 40
  • Amazon.co.jp ・本 (330ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784061855588

感想・レビュー・書評

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  • 『独断と偏見の都合のいい作業』

  • 中島らもの引き出しの数の多さに感服

  • 久々の中島らも。文庫なので旅行用にとっておいてたのだ。エッセイのお題をしりとりでつなぐというもの。エッセイ自体は可もなく不可もなく、って感じ。そんなに面白いのはなかった。イラストが入ってるんだけど、内容に合わせて下ネタ系の絵が多くてバスで読むにはちょっと恥ずかしい。

  • 中島らものエッセイは始めて。タイトルのテーマをしりとりで決めていくエッセイ。1980年代に書かれたとは思えない。あまり古さを感じなかった。勝手にこの人は自殺して死んだと思ってたから、読みながら、こんな面白いこと書いてるのに自殺しちゃうんだよこの人は。と思ってたけど、よくよく考えたら違っていた。

  • 中島らもといえば怒れる若者の代弁者である、というイメージが勝手にある。
    しかし本書は、表紙のとおりのハートフルなエッセイ集になっている。
    読後1週間だが、内容についての記憶が全くない。いい意味でそんな本。

  • 初めての中島らもさん。
    博学とユーモアを足して2で割らず、そのまま文字に起こしたような、知的好奇心をくすぐるエッセイでした。
    よくある、博識過ぎるゆえのエゴの出た押し付けがましい文章などでなく、柔らかく、けれど唸る程いいとこ突いてきます。
    「リーダーにされてしまった人、が、リーダーとして優秀である」
    「習ってからものを創ろうとする人が、その考えだけでもうすでに駄目だ」
    といった考えが展開されていて、これだけ見るとただの啓発本かと勘違いされてしまいそうですが、
    9割はオカルト要素の濃いエッセイですので、気取らないそのバランスもとても好印象です。
    中島作品は、装丁やタイトル含め物的欲求を満たす高い完成度なので、今年はどんどん読んでいこうと思います。

  • 全105篇のエッセイ集です。しりとりでエッセイのお題目を展開してまして、この単純な試みが意外と面白い。著者と挿絵のコラボが秀逸です。お薦めは、苦痛(P31)、リーダーシップ(P37)、スロー・バラード(P166)、図書(P175)、随筆(P229)、理論派(P241)、ラップ(P311)。

  • アイデア賞と言ってもよいのでは。読む方も書く方も楽しいエッセイだったんじゃないかと。
    個人的に倦怠期の挿し絵が意味深で好きでした。

  • 1998年10月1日読了。

  • 私感ですが、この本は中島らもの最高傑作です。
    テーマをしりとりで繋いで行く趣向。

    中島らもの「美しい文章・読みやすい文章」を書くことができる才能、これが全編に渡って発揮されています。

    らも自身が「読みやすい文章を書くことを心がけたい」と語っている項は、文章屋にとって、忘れてはならない項だとおもいました。

    この本に出会えて良かった!

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著者プロフィール

1952年兵庫県生まれ。大阪芸術大学放送学科卒。92年『今夜、すべてのバーで』で第13回吉川英治文学新人賞、94年『ガダラの豚』で第47回日本推理作家協会賞を受賞。
主な著書に、『明るい悩み相談室』シリーズ、『人体模型の夜』『白いメリーさん』など。2006年7月に短編集『君はフィクション』を刊行。2004年7月逝去。

「2014年 『ロカ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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