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- Amazon.co.jp ・本 (324ページ)
- / ISBN・EAN: 9784061855922
感想・レビュー・書評
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その美貌と、如才ある行動とで国際問題をもおさめてしまい王と、ヴェルサイユ宮殿の男性陣をとりこにしたアンジェリクには嫉妬に燃える魔女たちの魔の手が伸び、また、陰謀に気が付いたフロリモンにも悪の手が・・・。
ところがどっこい王の深い愛情に惹きつけられているように見えたアンジェリクだったのに、ここにきて急激に冷めてしまうのでした。
王様かわいそう。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
フィリップが死んで悲しみに沈んでいるかと思いきや、早くも引き籠り場所から出て来て、しかも、喪服だからパッとしないわ、なんて思ってる、アンジェリク、しぶとすぎ~ フィリップが不憫だわ。フィリップ後最初の情交相手であるラコクジーは、キャラ的には、ハンガリーの国民的英雄ラーコーツィ・フェレンツ2世ぽいが、年齢的には1世のほうみたい。確かに、王を袖にしておいて、こいつとは! と、王が怒るのももっともだ(というか、ペギランとすらやるのに、なんでオレの言うことは聞かんのだ、とそりゃ思うわな)。結局、王とは最後まで行かなかったんでしょうか?? しかし、こないだまですっかり忘れていたようなのに、ここで急にジョフレのこと思い出すなんて、都合よすぎ(いや、悪すぎか?)。ルイ14世は好きではないが、この巻を読むと、結構好感持てる。しかし、ルイ14世もパワフルだわな。シゴトもバリバリ、遊びもガンガン。相変わらず、史実にフィクションを織り込む手際はすばらしい。
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