- Amazon.co.jp ・本 (309ページ)
- / ISBN・EAN: 9784061856356
作品紹介・あらすじ
猫とぬいぐるみ、どっちをとるか。こう聞かれたら、私、どうすればいいんだろうか。おっと、これは高校生の頃からSF作家として活躍してきた新井素子の楽しい日常備忘録です。子供の頃からやたら好きだった本のこと、小説家を夢みてきたこと、結婚したことナド。素子さんちを訪ねたような軽快エッセイ。
感想・レビュー・書評
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なかなか面白い。
SF作家の方のエッセイでした。
天然な方なのか?20年以上住んでる土地の地理が未だにわからず迷子になる。
とか、通っている大学を二ヶ月休んだら道がわからなくなる。
など。それはそれは仰天の実話です。
ドイツ語を勉強したらしいのですが、必死に訳したドイツ語というのが、
彼らが、彼の為にドアを開けた時、くさったレモンの匂いがむっとおしよせてきた。向かい合った大きな木の葉は動かず、ニワトリたちのは眠っていた。壁と木のあいだから見える平原は輝き、小さな貨物列車がオランダの方へ走って行った。と。
一体なんのことだったのか本人もわからないようでした。
ドイツ語がとてつもなく難しいのかなんなのか。
面白いです。この作家さん。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
古書購入(210)
エッセイ。備忘録。順不同。
猫のこと、ヌイグルミのこと、方向音痴のこと、結婚した時のこと・・・。
などなどが、書かれている。
無夜は、この人の旦那のこと好きです。
だって、変だから。
台所に出没する蟻の大群を殺していて、妻(作者)が「こいつら学習能力ないのか」と、ぼやくと「皆殺しにしているから、学習する機会がないのでは?」という。
そしてこの、夫婦は、二・三匹残して惨殺して、蟻に言い聞かせる。もうくんな。
でも、当然、蟻は来ます(笑)
なんか好きだな。妙にほのぼのしてます。 -
新井素子さんのエッセイです。
面白いエッセイが沢山入っています。 -
新井素子さんの日常を描いたエッセイ.軽やかにくすっと笑みがこぼれる一冊.
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(1994/04)
著者プロフィール
新井素子の作品





