アンジェリク〈13〉カタランク砦の女神 下 (講談社文庫)

  • 講談社
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  • Amazon.co.jp ・本 (402ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784061856912

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  • ウォパッソーの湖畔で冬を越すアンジェリク一行。
    2人の夫婦としての日常生活が始まる。

    それにしても、またもや暗雲立ち込める異端裁判の影。
    弱きものの命を救い、自分の食べ物を分け与えて救うアンジェリクの、それなのになぜ自分に理解できない、不可解だからと言って魔女だ悪魔だと言えるんだろう。
    宗教の嫌いなところはそこだと思う。

    日々は人と人との間になるのに。どうしてそこに神を介入させようというのだろう。感謝は感謝と彼らの神は教えていないのだろうか。
    遭難した自分の命が救われたのは神様のおかげ、食べ物があるのも神様のおかげ、それを神様の代わりに実行したアンジェリクは何なの??感謝の必要はないの?命を救ったものを敵とする、そんなこと神様が言ってると思うなら、信者のほうが解釈を間違えてると思う。

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