変身 (講談社文庫)

著者 :
  • 講談社
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  • Amazon.co.jp ・本 (382ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784061856981

感想・レビュー・書評

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  • 初東野圭吾作品。
    多分小学生の頃に読んだ。沖縄の車の中?
    BEGINの何かの歌が流れてた思い出があって、その曲を聴くたびにこの本のことを思い出して苦しく?恥ずかしく?なってた。でもその歌が何だったかは今すぐには思い出せない。なんだっけな。

    医学的なことはよく分からないからSFのような、ドキュメンタリーのような、よく分からないジャンルのように感じる。
    いやー小学生の女子には刺激が強すぎたな。
    改めて読み直したい。

  • 『白銀ジャック』にまとめる。

  • ★世界への失望感と憎悪
    ★患者のためか科学のためか
    ★生きているということ

  • 私にとって初 東野圭吾さんです。

    前半は単調でしたが中盤からは没入してページを捲る手が止まりませんでした。

    主人公の性格が徐々に豹変していく様と非日常なSF要素が興味を掻き立てたんだと思う。

  • やはり読み出したら気になって止まらなかったけど、全体的に少し非現実的というのとなんとも言えない気持ち悪さも感じた。
    でも、この作品がかなり前に書かれたことが驚き。

  • フィクション色が強かった。
    小説には現実味を求めている指向のため、好みの作品ではなかった。
    だだ、物語としては考えるべき命題のようなものがわかりやすくていい作品だと思った。
    脳と人格の関連を考える話で、それなら脳移植による人格への影響を考えさせられる話だった。
    他にも植物状態は死んでいるのかや脳細胞が死んでいない状態(京極)を死と定義していいのかとかにも触れていた。

  • お話としては、ある事件に巻き込まれ頭部に大怪我を負い世界初の成人脳移植に成功した青年のお話。
    手術は一見上手くいったように思われるが、青年の言動にはこれまでの青年とは別の何かが見えてくる・・・

    面白かったです。
    少々荒唐無稽な部分やSFチックな部分もありますが、良い意味で読み始めの予想を裏切ってくれました。

  • 自分とはどこからどこまで?脳の可能性が解明する度にまた増え続ける謎も生まれてくる。
    脳が変われば自分じゃなくなる?想像力を働かせる作品。

  • ものすごく気分が悪くなるお話
    過去1嫌いだけど、面白い

  • 成瀬純一は脳移植されずにそのまま事故で死んでいた方が幸せだったのだろうな。
    救いのない結末が悲しかった。
    東野圭吾さんが1993年にこの作品を書いたというのが凄い。

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著者プロフィール

1958年、大阪府生まれ。大阪府立大学電気工学科卒業後、生産技術エンジニアとして会社勤めの傍ら、ミステリーを執筆。1985年『放課後』(講談社文庫)で第31回江戸川乱歩賞を受賞、専業作家に。1999年『秘密』(文春文庫)で第52回日本推理作家協会賞、2006年『容疑者χの献身』(文春文庫)で第134回直木賞、第6回本格ミステリ大賞、2012年『ナミヤ雑貨店の奇蹟』(角川書店)で第7回中央公論文芸賞、2013年『夢幻花』(PHP研究所)で第26回柴田錬三郎賞、2014年『祈りの幕が下りる時』で第48回吉川英治文学賞を受賞。

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