解決まではあと6人 (講談社文庫)

著者 :
  • 講談社
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本棚登録 : 625
レビュー : 75
  • Amazon.co.jp ・本 (334ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784061857131

感想・レビュー・書評

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  • 「5W1H」の“探しもの”を、それぞれ6つの探偵事務所に依頼をした女・平林貴子。不可思議な依頼はやがてある一つの真実を浮き彫りにしていく。

    貴子からポンと投げられた難題は手がかりすら与えられず、探偵たちは八方塞がりからスタートします。しかし探偵のプロたちは限られた情報と知恵を働かせ、少しずつ“調査結果”に迫ります。6つの探偵編はどれも秀逸で、読み進めていくたびに連作小説のように話が繋がり、徐々に全貌が明らかになる過程はわくわくします。いよいよ解決編は…!というと個人的には不完全燃焼。饒舌すぎたかな…。
    そこを差し引いても全体として面白かったので満足です。

  • 趣向が凝ってます。興信所を回って奇妙な依頼をしていく女。これらはある事件に関わった人物についての調査で、読み進めていく内に事件が形を表してくるのですが、女の役割が見えてきた頃になって殺されてしまうという。
    岡嶋さんの小説は後半近くになって想像していたのとは違う展開になり、着地点が見えなくなってしまいます。
    この作品もそう。ただ犯人はちょっとこれはなあって感じ。説得力はあるんですけど、違うところから持ってきてほしかったかな。

  •  メドレー・ミステリーてことで、最終的にどう繋がるのかと思ったら、こう繋がったか! て感じです。

     少しずつ明かされていく人間関係や場所とか、ごっちゃになりそうだったんで、メモしながら読みました。

     2話目の弘美ちゃんのキャラが嫌だった…。
     彼女の登場が1話目だったら、多分読み切れなかった。
     そうならなくて、ホントに良かった!

  • 読みやすい文章でさらっと読めた。
    一人の女性(明らかに怪しい)が6つ探偵事務所や興信所に少し変わった調査を依頼、そしてその調査を解決する探偵たちの目線で一章ずつ語られていくという話の構成が面白かった。
    最後は想像以上にあっさりと真相が語られるので、気付いたら最後のページだった。感情を揺さぶられる作品ではないけれど(犯人や動機を含めて)…構成は楽しかったし、2時間ミステリーを見ているような面白い作品だった。

  • 2017.8.3読了。

    なにがどう繋がるのか、依頼人の描写が出てくるまで全然分らなかった。
    犯人の目星も付かずに読み進めた。
    凄い構成だよなぁ...

  • それぞれの興信所に「平林貴子」という女が、それぞれの依頼をかける。あるところにはカメラの持ち主を、あるところにはVが2つつくマッチがある喫茶店を…それぞれの依頼は何を示しているのか…


    なんというか、いい時代の話だったある意味。ある興信所の調査員が企業に行って、顧客名簿見せてもらって、アパートを突き止める。今なら大問題で、常識的に絶対にあり得ないことが、あの時代には普通にできたのが驚きだったなぁ。あと、会議室でタバコ吸っちゃうところとか。
    喫茶店の話もそうだったけど、今って喫茶店でマッチ配ってるのかな?喫茶店というものが、ちょっと消えつつある気もする。
    今の平成も終わろうとしているこの時代では、全く考えられないことが普通にあったのが少し新鮮だったな。


    話の内容については、全て各々の調査員の目線で話は続くのだけど、最後には全てが繋がっていたかんじ。それを前提に読み直せば、さらに面白いのかもしれない。
    最後の真犯人は、少し意外だったなぁ。


    2017.6.26 読了

  • 最初はバラバラだった話が最後には繋がるが、読み終わったあともう一度頭から読みたくなった。結論は思った以上に複雑だった。話は探偵の視点から書かれているが、依頼者の視点から読み返して見るとまた違って見える。

  • いくつも探偵社に、不可解な依頼を続ける1人の女性。
    その裏にある1つの事件。
    どこで何がどうつながるのか、見当もつかないまま読み進める。
    探偵社の人達もユニークで面白い。
    その都度登場の刑事副島の一匹狼な感じや、全体に昭和な雰囲気が漂うのもいい。
    それにしても、事件の真相にはびっくり。
    これはすごいわ。
    あんな真相、気付くなんて無理無理!

  • 出~~~~聞無犯人全部喋奴~~~~

  • 「関係のなさそうな出来事がひとつに繋がっていく」
    という展開を期待していたのですが、
    実際は「関係のありそうな出来事がひとつに集められていく」
    という感じでした。

    犯人の自供があまりにもお粗末で、読了後はぽかんとなります。

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