本のお口よごしですが (講談社文庫)

著者 :
  • 講談社
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本棚登録 : 70
レビュー : 11
  • Amazon.co.jp ・本 (277ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784061857209

感想・レビュー・書評

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  • 再読。

    本、古書にまつわる悲喜こもごもが読んでいて楽しい。

    切なくもほっこりする「パパに聞く」が一番の好み。

    本好きにはオススメかな。

  • 出久根氏の人柄も作品も、本を読むのも好き。

    ただ、所謂古書の世界には、怖くて飛び込めない。経済的理由も大きいが、底なし沼のように抜け出せない気がする。当分は、文庫で満足します。

    この作品集も、渋いお話がいっぱいで、中々いい。読書の方法(姿勢)が似ているのが、嬉しい。

  • 本の小話。読書が好きになる。

  • 1ページほどで終わる古本屋小話が収録されている。
    感心したり、切ない話も。

  • 古本屋のうんちく集。
    表紙のように寝る前読むのに最適。

  • 古本屋の話であります。
    本書でも少しふれてゐますが、近年の古本屋といへば、新刊書店みたいに明るいチェーン店が主流のやうですね。
    チェーン店なので、買取の作業や値付けなども標準化・単純化されてゐます。
    その名を聞けば誰でも知つてゐるブック○フといふ店は、ある期間売れないものは問答無用で100円コーナーへ移動するみたいですね。
    私もたまに店に入つてみますが、高価な専門書とかが100円で販売されてゐるのを見ると、複雑な思ひがします。
    井狩春男さん(取次ぎの鈴木書店の人)によると、専門の古書店の人がブッ○オフに「仕入れ」に行くさうです。

    出久根達郎さんは古本屋のあるじ兼小説家であります。
    本書にも、古本屋をめぐるさまざまな話が、数へてみたら150篇以上収録されてゐます。
    一篇一篇は短いのですが、よくこれだけ話の種があるものだと感心します。
    本や人に対して関心が高くなければ、かうはいきますまい。
    その姿勢と文才が相まつて、名作エッセイ集が生まれたのであります。
    余程のへそ曲がりか、極端な本嫌ひでなければ、きつと満足できる内容であると申せませう。

    http://genjigawakusin.blog10.fc2.com/blog-entry-87.html

  • 確かにウンチクではあるけれど、あまり前向きじゃないし読んでも元気にはならない。現実はきびしいということか。

  • 古書店を営む著者ならではの古本にまつわる話の数々。

    初っ端が子供たちに古本は不潔だからと言われ返品されるエピソードで、この本の好さを確信した。

    古本屋の酸いも甘いも書かれているが、それでも読んでいくうちに古本屋に惹かれてゆく。

  •  ご存じ古本屋主人の名エッセイ集。少し軽いエッセイを読みたいと手にとったのですが、うーん、100以上ある単文がそれぞれ軽そうに見えて渋みのあるエピソードで読み飛ばすことができず、時間がかかってしまいました。

  •  まじめすぎて疲れる

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著者プロフィール

出久根達郎(でくね・たつろう)
1944年、茨城県生まれ。作家。古書店主。中学卒業後、上京し古書店に勤め、73年より古書店「芳雅堂」(現在は閉店)を営むかたわら文筆活動を行う。92年『本のお口よごしですが』で講談社エッセイ賞、翌年『佃島ふたり書房』で直木賞、2015年『短篇集 半分コ』で芸術選奨文部科学大臣賞を受賞。他に『古本綺譚』『作家の値段』『雑誌倶楽部』『春本を愉しむ』『本があって猫がいる』『隅っこの昭和』『幕末明治 異能の日本人』『桜奉行』『漱石センセと私』など多数。

「2018年 『文庫 本と暮らせば』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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