犬を飼う武士 (講談社文庫 し 4-9 十時半睡事件帖)

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  • 講談社
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  • Amazon.co.jp ・本 (241ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784061857629

感想・レビュー・書評

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  • 武士の家の跡目,相続問題は大変だ。
    病死などのほか、役目での失態などでも。。。

    嫡男以外の次男三男は,己の食い扶持のために養子に出れれば御の字だが,そうは簡単にいかない。

    自由恋愛もできるわけではない。

    処罰される側にもまなざしをむける半睡。

  • 1991年7月刊。1994年9月文庫化。6話の連作短編。シリーズ4巻め。今回も福岡藩黒田家の総目付の十時老の活躍が楽しい。息子の弥七郎の責任をとっての引退願いで幕を引くが、さて次回はどうなるか、とても気になる。

  • 01年13刷本

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著者プロフィール

白石一郎(しらいし いちろう)
1931年11月9日 - 2004年9月20日
釜山の生まれの作家。終戦までは釜山、戦後は佐世保市で育った。長崎県立佐世保北高等学校、早稲田大学政治経済学部卒業。双子の息子がおり、白石一文・白石文郎両名ともに作家となった。
1987年『海狼伝』で第97回直木賞、1992年『戦鬼たちの海—織田水軍の将・九鬼嘉隆』で第5回柴田錬三郎賞、1999年『怒濤のごとく』で第33回吉川英治文学賞をそれぞれ受賞。

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