死体農場 (講談社文庫)

制作 : 相原 真理子 
  • 講談社
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本棚登録 : 727
レビュー : 42
  • Amazon.co.jp ・本 (502ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784061858367

感想・レビュー・書評

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  • ちょっとえぐいタイトルですが、ちゃんと捜査機関の研究所です。
    どのような環境で亡くなると、このような状態になるのか、を調べるために、多くの死体を必要とするのです。

    前作同様子供が被害者。
    そして前作の犯人はまだ捕まっていない。
    連続殺人を食い止めるために必死の捜査をするケイとマリーノ。
    しかし、今回の二人は、気持ちがうまく噛み合わない。

    で、いつの間にそういうことになったのかわからないが、ケイとベントンが男女の仲に。
    う~む。
    捜査に専念してほしいのだが。

    そして大学生になったルーシーは、FBIでの訓練に参加するのだが、やっかいごとに巻き込まれたあげく、命まで狙われることになる。

    それらを全てケイは解決するのだが、ずいぶん遠回りしたと思う。
    エミリー・ディキンソンの詩を見たときに、犯人とその意図に気づかなければ。

    そして、毎度思うのだけど、どうしてケイもルーシーも、独断で単独行動を取りたがるのか。
    しかも、一番危険なところに。
    頭いいんだから学習しろよ。
    危険に飛び込むときは複数で。これ、常識。

  • 熱意に満ちているけれどもなかなか気難しい仕事人間スカーペッタは、僕の好みの女性像からはかなりかけはなれている。日常的には嫌いなほうかも。でも、このシリーズを読み続けてしまうのは、そういう感覚でヒロイン像を求める男どもへの批判も込められていることや、ハラスメントや偏見の塊の相棒マリーノなど、ちょっとこちらの心が痛くなるような、うしろめたさの感情を刺激する様なぐさりとした感じが毎回盛り込まれていて、反感を持ちながらも痛いところを突かれてはっとすることが多いからかもしれません。
    でも、優秀だからといって学生をFBIのシステム開発プロジェクトに入れるかね?契約書面上どんな内容で承認が降りるのか?この点はマンガチックに設定されていて減点。

  • 主人公はエリートで男勝りの女医、なのに私生活でも悩みを抱え、思うようにならない恋もして。とても面白く時間を忘れて読みふけりました。

  • マリーノが痛々しくなってくる・・・

  •  スカーペッタシリーズ第5弾。もはやミステリーとは言い難く、医学要素を塗したサイコ・サスペンスのよう。又は、ケイの女性としての関係性、家族関係を縦糸とし、殺人事件の捜査・解決を横糸とする人間ドラマとも。正直、ケイの思慮に欠けたエキセントリックな言動(本当に医者兼弁護士か、との疑問が湧く)には辟易しており、本巻もその例に漏れない。人間ドラマとしては、嫌な女を巡る物語として楽しめなくはない程度。一方、ほぼ登場しないのに恐怖を喚起するゴールトの存在感で本作は保ってる気がする。ベントンの性格設定も改変されたし。
    もっと、冷静な分析官のようだったが…。まぁ、ケイと愛人関係になれば、そうなるのかな。

  • 初めてのパトリシアコーンウェル

    おどろおどろしい題名が目について読んでみましたが、大学附属の実在する施設と知り、再度ビックリ!
    ただ、殺人事件の分析には必要な施設ですね。

    少女エミリーの殺人事件の展開は多少物足りなかったけど、十分読み応えがありました。

    次作私刑との前後編的構成とのことなので、感想はそちらで。

  • メインの事件とは別に姪の不正行為ぎわくや、相棒の暴走、主人公自身の恋愛や家族の問題など、次々と対処しなければならないという、やたら忙しい本作。面白かった。
    タイトルはドキッとするものだけど、これは様々な条件下での死体の状況を観察するための、研究施設の事。
    終盤にちょっと出てくるだけで、これが事件のキーと言うには弱いですが。

  • オドロオドロしいタイトルですが、これは、アメリカに実在する実験室(の俗称)なのだそうです。アメリカは、やることが大胆。

    大胆なのは、ケイも同じ。同僚というか、仲間というか、ややこしい関係になっていますね。

    一応事件は解決しますが、すべての謎が解けたわけではなく、表面的な問題が解決しただけで、事の本質は解決していません。それは自作以降での解決となりそうです。

  • 2015年記念すべき最初の一冊にふさわしい内容の本で良かった。やはり検屍官シリーズははずさない!堅実にという感じ。読み応えありました。
    途中流れが読めてしまったけど、ルーシーのことやプライベートなことも絡んできて目が離せない展開がいい。
    女として憧れるなあ。そして母親の視点で見てるとドロシーにイライラさせられる。こういう人実際にもいるけど理解できない。したくない。

  • 転職ではなくてFBI顧問になるだけだったのかい。

    前作もそうだったが、
    やたらとFBIだの、犯罪人工知能ネットワークだの、上院委議員だのを出して、
    事を大きくすればいいってもんじゃない。
    私はサスペンスが読みたいんで、
    陰謀小説じゃないのよー。

    しかも、恋愛関係でみんなズタボロだし。
    マリーノ刑事がかわいそうだわ。

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著者プロフィール

マイアミ生まれ。警察記者、検屍局のコンピューター・アナリストを経て、1990年『検屍官』で小説デビュー。MWA・CWA最優秀処女長編賞を受賞して、一躍人気作家に。ケイ・スカーペッタが主人公の検屍官シリーズは、1990年代ミステリー界最大のベストセラー作品となった。他に、『スズメバチの巣』『サザンクロス』『女性署長ハマー』、『捜査官ガラーノ』シリーズなど。

「2015年 『標的(下)』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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