春の潮 (講談社文庫 み 34-2)

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  • Amazon.co.jp ・本 (209ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784061858688

感想・レビュー・書評

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  • きめ細やかな描写は評価できるけど、全体のストーリー展開にもう一捻り欲しい。局所の情景だけでは、、話としての拡がりが。。読後感として、「で?」という感じ。

  • 青年と美しいふたごの姉妹は、兄妹のように育った。海辺の町で、日本画家を目指す精進の日々、内気な姉娘に縁談が決まり、青年は激しく動揺する。姉妹をモデルにした絵が入選し、青年は上京を決意するが……。孤独と不安、密かな想い。晴明が流れ走る青春を、瑞々しく描く表題作他、詩情あふれる初期作品集。

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著者プロフィール

宮城谷昌光
1945(昭和20)年、愛知県蒲郡市生れ。早稲田大学文学部卒業。出版社勤務のかたわら立原正秋に師事し、創作を始める。91(平成3)年『天空の舟』で新田次郎文学賞、『夏姫春秋』で直木賞を受賞。94年、『重耳』で芸術選奨文部大臣賞、2000年、第三回司馬遼太郎賞、01年『子産』で吉川英治文学賞、04年菊池寛賞を受賞。同年『宮城谷昌光全集』全21巻(文藝春秋)が完結した。他の著書に『奇貨居くべし』『三国志』『草原の風』『劉邦』『呉越春秋 湖底の城』など多数。

「2022年 『馬上の星 小説・馬援伝』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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