花嫁は容疑者 (講談社文庫 や 6-23)

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  • 講談社
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感想 : 2
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  • Amazon.co.jp ・本 (355ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784061859135

感想・レビュー・書評

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  • ニュースキャスターになってから、から
    辞めるまで、の連続短編集。
    さくさくと話が進むので、分かりやすかったです。

    一番最後にさらっと言った台詞が印象だったのは、最初の話。
    言った本人が、ですから、笑顔でも真面目な顔でも
    かなり皮肉な感じがします。
    女性って怖い、と思ったのは、表題の話。
    己の手も汚さずに…だったのに、驚くべきどんでん返し。
    気分が、ですけどw

    そして出てくる狩矢刑事。

  • 推理小説作家 兼 ニュースキャスタの秋野夕雨子の短編集。

    筋書きが切れがよく,短いなかによくいろいろ埋め込んでいると感心します。

    京都の文化も盛りだくさんで、山村美紗の代表シリーズの1つだと言える。

    推理小説作家という、自分の分身をよく使いこなしていると思う。

    主人公をすごくいい人に書いているのは,
    自己中の権化なのか,
    そうありたいという願いなのか,
    本人に聞いてみたかった。

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著者プロフィール

山村美紗
京都府京都市生まれ。京都府立大学文学部国文科卒業。教師として教壇に立つかたわら、一九六七年ごろから執筆活動を始め、テレビドラマの脚本などを担当。七〇年「京城の死」(『愛の海峡殺人事件』と改題)で江戸川乱歩賞候補になる。七四年『マラッカの海に消えた』で本格デビュー。八三年『消えた相続人』で日本文芸大賞受賞。九二年に京都府文化賞功労賞、京都府あけぼの賞受賞。九六年九月没。

「2022年 『在原業平殺人事件 新装版』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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