- Amazon.co.jp ・本 (357ページ)
- / ISBN・EAN: 9784061859401
感想・レビュー・書評
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1992年刊行の文庫版。江戸時代の日本を中心に生活様式や風俗を技術的考察でテーマごとに紹介している。暦の話しなどは詳しく記述されている。簡素で社会的な負荷が少ない循環社会を讃え、一方的に西洋文化を卑下する展開は行き過ぎかな、とも思う
。終始、「古い日本万歳!」調。現在のテレビでよくある「日本はすごい」の原点?詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
最初の今の科学文明はダメだ論を読んで「うへえ」となったんだけど、その後はすいすいと読める。いや、実に面白い。
江戸のもろもろの技術や知的水準について、結構フェアな書き方をしているし、なにより新しく知ることが多くてとても有用。
ときおり「ああ、一昔前の著述だなあ」ってことを思わせる「日本ダメダメ論」があるけれど、まあ昨今の「日本すごい論」よりははるかによい。
うん、良書といっていいんじゃないかな。 -
(要チラ見!)/文庫
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江戸時代の案外すごい技術についての本。案外すごいけれど、産業には活かさずに娯楽として発展したというあたりがいいなぁと思った。
2010/7/27 -
購入済み
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非合理的だが素晴らしいテクノロジーの数々