仮面山荘殺人事件 (講談社文庫)

著者 :
  • 講談社
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本棚登録 : 7440
レビュー : 773
  • Amazon.co.jp ・本 (294ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784061859661

作品紹介・あらすじ

八人の男女が集まる山荘に、逃亡中の銀行強盗が侵入した。外部との連絡を断たれた八人は脱出を試みるが、ことごとく失敗に終わる。恐怖と緊張が高まる中、ついに一人が殺される。だが状況から考えて、犯人は強盗たちではありえなかった。七人の男女は互いに疑心暗鬼にかられ、パニックに陥っていった…。

感想・レビュー・書評

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  • 山荘に集まった人々がそれぞれに殺人犯を推理する自論を語るところはまるで新劇の舞台を見ているようで、悪い言葉ですが青臭い感じのするもので、東野圭吾さんの作品ってこんなだっけなー?
    解説で折原一さんが本作品のトリックについて自分が使おうと思っていたものを先に使われてしまったと紹介して悔しがり、また絶賛しているのだけれど、トリック全体に非現実的な青臭さを感じます。そして殺人犯の正体はクリスティーの「アクロイド殺人事件」のパクリではないのかと思ったのですが違うでしょうか。

  • 殺人事件の犯人当てまでは、普通に読み解いていって、やけにシンプルだな、と思っていたら衝撃ラスト。
    読者を裏切るという面においては、見事にはまりました。でも伏線、ありましたっけ?
    また時間おいて読んでみようと思います。
    それにしても東野圭吾の文体は読みやすい。
    一気に読んでしまいました。

  • クローズドサークルもの。
    登場人物多目でも書き分けられているのでスッキリと読めます。
    予備知識無く読んだ方が絶対いい。
    本の帯でもついてようものなら、すぐちぎって捨ててください。

  • 結末は大どんでん返し。でも、全体に芝居がかっていて、何となく予感するものはあった。

  • めちゃくちゃ既視感のある作品で、たぶん読んでもすぐに忘れるお話。

    巻末解説で折原一さんが、同じアイデアを先に取られて悔しかったとか、この作品は東野作品の中で三本指に入る傑作だ、とわざわざ文字の横に点々をつけて記述していたりだとか、でも出版時期が年末で話題にならなくて残念だったとか書いているのが、むしろ滑稽。

    おそらく魔夜峰央先生だったら、もっと面白く描いてくれたと思うよ。
    同じようなお話、何度も『パタリロ!』で見たし…。

  • 婚約者森崎朋美を交通事故で亡くした主人公高之が、婚約者の両親の別荘に招待される。
    そこで親戚や、婚約者の親友なども交じって休暇を過ごす予定だった。しかし、銀行強盗をしてきた男2人が侵入してきて人質としてみんな捉えられてしまう。しかもそんな中、1人が殺されてしまう。

    さすが東野圭吾さん。最後のドンデン返しがぞわわーってなった。推理小説は、あまり先読みしないで読む進めていくタイプだから楽しく読めた。
    やっぱ、男は美人に弱いのかなー。痴情の縺れってやだなぁ。

  • 本の帯に"スカッとだまされてみませんか"と書いてあって、おっ、これは読み応えがありそう!と思って購入。
    そして読む前に、絶対に騙されるものか!と変な気合いを入れて読み始める(笑)

    話の展開もスピーディーで読みやすく、登場人物の誰もが胡散臭いし銀行強盗まで出てくる。
    自分の頭が混乱しかけながらも、例の騙されるものか!精神で細心の注意を払い、脳内で推理をしながら読み進めた結果、途中で真犯人がうっすらと分かってしまい、やっぱりそうだったか。。。というオチに。

    ただし、その裏にある設定までは気がつかず、そこは見抜けなかったので脱帽。そこまでやっていたとはねぇ。。。

  • ある閉ざされた雪の山荘でとオチが似てるなあーと思った。けど、高之目線でストーリーが進んでいただけに、結末には驚いた。私は雪絵の父が突然来られなくなったから怪しいと思ってたけどとんだ見当違いだった。自分を殺そうとしている人を愛しているからといって庇うことが私にはできるだろうか。無理だろうなぁ。

  • 全体的にふわっとしている。
    最後に「それで?」と思ってしまった。

    大きな突っ込みどころもないが、
    特にここが良いというところも見つけられなかった。

  • 随分と大掛かりな根回しと準備である。
    とにかく最後の方まで、全く予想はできないこと。
    それに主人公が色々と手を出さずに、もっと大人しくしていれば、違った結末になったかもしれません。
    この作品については、感想はその人の心の中にどどめておくほうが良いと判断する。
    ただ、最後の所で主人公の行ったことの大きさがわかります。私だったら外に放り出しておくでしょうね。
    お見事です。

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プロフィール

東野 圭吾(ひがしの けいご)
1958年大阪市生野区生まれ。大阪府立大学工学部電気工学科卒。大学在学中はアーチェリー部主将を務める。1981年に日本電装株式会社(現デンソー)にエンジニアとして入社し、勤務の傍ら推理小説を執筆する。
1985年『放課後』で第31回江戸川乱歩賞を受賞し、小説家としてのキャリアをスタート。2006年『容疑者Xの献身』で第134回直木三十五賞を受賞。2013年『夢幻花』では第26回柴田錬三郎賞を受賞、2014年『祈りの幕が下りる時』で第48回吉川英治文学賞受賞。現在、直木三十五賞選考委員を務めている。
テレビドラマ・映画化された作品が多い。代表作としてガリレオ・新参者シリーズに加え、映画『手紙』『ラプラスの魔女』。2018年11月『人魚の眠る家』、2019年木村拓哉主演で『マスカレード・ホテル』、同年に玉森裕太、吉岡里帆、染谷将太らの共演で『パラレルワールド・ラブストーリー』についてそれぞれ映画化が決まっている。

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