神々の午睡 下 (講談社文庫 し 31-11)

著者 :
  • 講談社
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感想 : 8
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  • Amazon.co.jp ・本 (299ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784061859678

作品紹介・あらすじ

救いを求める人々の前に"神"は偶然現われた。アルカマ教、サライ教、ジブ教、世界三大宗教の"開祖たち"はみな、ひとクセもふたクセもある人間らしい人間だった。詐欺師、怒りっぽい族長、世間知らずのおぼっちゃま。ついに"宗教改変"が訪れる。人は神になり、神はわれらに"笑い"を与えたもうた。

感想・レビュー・書評

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  • 面白さ間違いなし! 突き抜けた 笑い !
    読んで ♡

  • 下巻になってくると、開祖亡き後年数経て、どんどん話(教義)がずれていくところを非常に面白く清水風味で味付けされている。やはり単純に大爆笑なのが、“慈部経の天豊”(B教のK海)もう、絶対こんな人だったとしか思えなくなってくる。面白かった。

  •  三大宗教の歴史上伝えられている話を、清水義範さんならではの文体で、小説としたもの。
     下巻は近代~現代の話。宗教を拡張していく時期で、いきおい戦争の話が多くなる。
     人の心を救うはずなのに、何故対立するのか。開祖たちが望んでいた未来なのか。

     現代における宗教についても触れられ、宗教とは何かと考えさせられる。

  • おもしろかった
    宗教ってなんなんだ。
    自分がある特定の宗教というものに深く帰依していないからこそ、この作品を楽しめたのかなぁとも思う。
    特定の宗教を強く信仰している人が読んだらどのように感じるんだろう。。。

  • 後半では、宗教対立が世界大戦を巻き起こし、そしてカルト教が勃興する現代、人工知能が神を観念する近未来まで、目まぐるしく展開する。

    「偽史日本伝」に通じる歴史パロディーでした。面白かった。

  • SF出身?の著者らしく、架空の世界を描きつつも、現在の私たち、社会を考えさせてくれる。

    私たちが今いる世界も、神々の午睡中に起きていることなのか?それとも、実験なのか?

  • 全くどこまでもふざけた人だ。

    出会えてよかったと心から思う。

    1巻でまとめてくれたらもっとよかったな。

  • 世界の3大宗教が、簡単に理解できました♪

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著者プロフィール

1947年愛知県生まれ。愛知教育大学教育学部国語学科卒業。1981年『昭和御前試合』でデビュー。1986年『蕎麦ときしめん』が話題となり、独自のパスティーシュ文学を確立する。1988年『国語入試問題必勝法』で第9回吉川英治文学新人賞を受賞。2009年、名古屋文化の神髄紹介とユーモアあふれる作風により第62回中日文化賞受賞。『永遠のジャック&ベティ』『金鯱の夢』『虚構市立不条理中学校』『朦朧戦記』等著書多数。また西原理恵子との共著として『おもしろくても理科』『どうころんでも社会科』『いやでも楽しめる算数』『はじめてわかる国語』などがある。

「2021年 『MONEY 新装版』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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