のらくろ伍長 (のらくろカラー文庫)

  • 講談社 (1984年11月1日発売)
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Amazon.co.jp ・マンガ / ISBN・EAN: 9784061878129

みんなの感想まとめ

軍隊という厳格な環境の中で、自由気ままに振る舞う主人公の姿が魅力的に描かれています。彼はいつも寝ていたり、勝手に食事を始めたりと無茶な行動を見せつつ、いざという時にはしっかりと役割を果たし、愛嬌を振り...

感想・レビュー・書評

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  • 軍隊という規律正しいところで、のらくろは無茶苦茶やる。いつも寝ているし、腹が減ったら勝手に飯盒炊爨を始める。
    だがやる時はやるし、しかも愛嬌がある。彼はどんどん出世する。この飾らない処世術は本当に尊敬するが、彼のこの自由を、その高くなる立場がどこまで許容できるのかは気になるところである。
    もうひとつ、のらくろは家族がいない。ここが重要である。家族のいない野良のほうが自由に見えて自由はない。軍隊という規律を与えられることではじめて自由になれる。

  • 戦前の作品と身構えましたが、完成度高いのね。さすが一世風靡しただけある。
    今の漫画との違いは大きいが、特にコマ割り。この作品はコマが均等でわかりやすい。
    手塚治虫がドラマ性やコマ割りや漫画独自の表現を色々と生み出しましたが、子供向けとすれば今と違いはない。見開きの迷路とか、絵かき歌とか。コロコロや小学⚪︎年生とかで読んだ作品でやってることは大体全部ここで試されてる。いや、凄いね

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著者プロフィール

田河 水泡(たがわ すいほう)

1899-1989。漫画家。本名は高見沢仲太

郎。日本美術学校卒。落語作家を経て、『目

玉のチビちゃん』(1928)でデビュー。野

良犬の黒吉、通称“のらくろ”が活躍する『の

らくろ』シリーズは戦後まで続くベストセラー

となった。作品はほかに「蛸の八ちゃん」「凸

凹黒兵衛」など。1969年紫綬褒章受章。

「2016年 『滑稽の研究』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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