村上春樹全作品 1990~2000 第6巻 アンダーグラウンド

著者 :
  • 講談社
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本棚登録 : 74
レビュー : 15
  • Amazon.co.jp ・本 (706ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784061879461

作品紹介・あらすじ

地下鉄サリン事件を追う問題作著者による書下ろし「解題」入り。

感想・レビュー・書評

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  • 地下鉄サリン事件のインタビュー集。乗車率120%越えの満員電車に乗るような、社会的に真っ当な人にとっての、日常の中の異常とは。また、その場の行動、思考は。
    ・一部の人以外おおむねみんな冷静な印象。
    ・犯行犯のエリートはサリンをまく計画にかなり驚き戸惑うが、すぐ教義を理解するために、と頭を切り替える。
    ・理解できないから怒りや憎しみが向けられず無気力になっている人がけっこういる?
    ・何人も倒れててもすぐに異常とは感じられない人が多い
    ・物忘れや集中力の欠如、視力低下をサリンの後遺症と捉えず加齢のせいとみなしている人が多すぎる。
    ・サリンの後遺症がとても怖かった。視力低下により本やパソコンを、肝機能低下により酒を奪われるとか一体何を楽しみに生きればいいのそんなの‥‥(((゜゜|||)))

    村上春樹の最後のまとめ?みたいのも興味深かった。
    ・社会に適合できないのは社会に圧迫されているから、というのは短絡的で、誰しも社会という束縛により個人的自由という価値を形成している。その中で個人の自由や拠り所を体現するためには葛藤を経る必要があるが、松本は宗教としてその歪の場所をみつけてしまった
    ・教団員は彼の歪に自らをゆだねることで疑似的陶酔を感じ、正常な判断ができなくなった=実行犯の当時の心理

  • アンダーグラウンド

  • <閲覧スタッフより>
    大手前大学 交流文化研究所主催 文芸講演会
    村上春樹と『阪神間文化』の周辺-私がめぐりあった作家たち-
    講師:ノンフィクション作家 小玉武 先生

    文芸講演会記念 特集展示本
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    所在記号:918.68||ムハ||2-6
    資料番号:10158038
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  • 辛い。

  • わたしは、これが小説ではなくノンフィクションとして刊行されて、心から良かったと思う。

  • 何度読んでも面白い

  • インタビュー形式で、被害者の方の肉声が伝わりました。決して忘れてはいけない事件。被害者の方々のご冥福をお祈りします。

  • 日本のテロ対策といったものを知らないと再認識した。

  • 人間がきちんと見えてくるインタビュー。
    企画はよい。面白いし、読んでいてコトの重さがよくわかった。

    でもなぁ。

    良くも悪くも春樹。

  • 090310 流し読み。サリン事件被害者のインタビュー。気分が重くなってよー読めんかったわ。適当にして終了。

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