よだかの星 (宮沢賢治どうわえほん)

著者 :
  • 講談社
3.92
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本棚登録 : 126
感想 : 17
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  • Amazon.co.jp ・本 (29ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784061881815

作品紹介・あらすじ

小学校低学年より

宮沢賢治の名作を深く解釈し、表現した絵本
姿が醜くて、仲間の鳥たちから毛嫌いされているよだかは、この地上のどこにも居場所のないことを感じ、天の星になるべく上空へと翔け上っていきます。

日本図書館協会選定図書/全国学校図書館協議会選定図書

感想・レビュー・書評

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  • 「宮沢賢治の名作を深く読みとって描いた絵本姿が醜くて仲間の鳥たちからけぎらいされているよだかは、この地上のどこにも居場所のないことを感じます。そして、天の星になろうと上空へかけあがって……。   小学初級から」

  • 悲しいお話だった。

    ハッピーエンドなのか、バッドエンドなのか…

    私は、バッドエンドだと感じたなぁ。
    よだかも、同じ鳥でも違う生き物でもいいから気持ちを変わす友達がいたら救われたのに。
    見た目だけで区別され判断されて、
    ひなを助けてあげる優しさや、飛び立つときに巣をきちんと綺麗にできるよだかなのに…

    星になるまえに
    どうか心があたたまる瞬間があったら良かったのに。悲しくてポロポロ泣いてしまった。

  • 抽象的な絵が多め

  • 鳥仲間に迫害されているよだかが、自殺を試みて空に登り、星になるお話。
    宮沢賢治の童話。
    小学生の息子に読み聞かせたのだが・・・さすがに、ちょっと悲しいお話すぎたか、と心配になった。
    しかし、やはり美しい作品だと思う。
    絵も素晴らしかった。

  • 読み継がれる名作は、やはりいいね~

  • どこまでも悲しい…

  • 読み聞かせに、全てを見比べた訳ではないのですが、伊勢英子さんの絵が一番このお話に良いような気がして読みました。自分の存在をかけているよだかを読むには、パワーが要りますね。けれども聞く手の子ども達も、それは感じているのかもしれません。エネルギーを持て余しているギャングエイジ達にも、ちょっとは心に残っているといいな。
    (17〜20分)

  • もう一度読みたい

  • 小学1年生の時に読んだ。
    教室にあったのかな?
    幼いながらに、なんて悲しい話なんだろうと思った。
    よだかが力を使い果たして、星の燃える空を落ちていくイメージは今も私の中に鮮烈に焼き付いている。

  • 美しい挿絵。磨いたような文章。
    読むと心が洗われるようです。

  • 宮沢賢治の話は本当に優しい。
    泣ける。

  • そのくちばしは、たしかにすこしわらっておりました

  • 宮沢賢治は全部好きです。小さい頃から一番読んでるのは彼のではないかと。
    聞いてましたね昔は。

    最近読み直してみて、澄み切った寒々しい景観が過ぎって凄く印象に残っています。

  • 私が敬愛する宮沢賢治作品で一番好きなお話。よだかは飛んで飛んで燃え尽きて星になったんだ。

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著者プロフィール

1896年(明治29年)岩手県生まれの詩人、童話作家。花巻農学校の教師をするかたわら、1924年(大正13年)詩集『春と修羅』、童話集『注文の多い料理店』を出版するが、生前は理解されることがなかった。また、生涯を通して熱心な仏教の信者でもあった。他に『オツベルと象』『グスグープドリの伝記』『風の又三郎』『銀河鉄道の夜』『セロ弾きのゴーシュ』など、たくさんの童話を書いた。

「2021年 『版画絵本 宮沢賢治 全6巻』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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