ツェねずみ (宮沢賢治どうわえほん)

  • 講談社
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  • Amazon.co.jp ・本 (29ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784061881860

作品紹介・あらすじ

小学校低学年より

ねずみを主人公にした賢治の動物寓話──。
「まどってください」が口ぐせの心のいじけたツェねずみは、だれとも友だちになれませんでしたが、ある日、とうとうねずみとりまでおこらせてしまったのです。

感想・レビュー・書評

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  • 小学校低学年より

    「ねずみを主人公にした賢治の動物寓話──。
    「まどってください」が口ぐせの心のいじけたツェねずみは、だれとも友だちになれませんでしたが、ある日、とうとうねずみとりまでおこらせてしまったのです。」

  • 読んだことなかった気がする。

    ツェねずみというねずみがいた。
    他人が少しでも優しくすると図に乗って更に毟り取ろうとする。
    自分が少しでも被害を被ったら、まどってください(償ってください)と補償を強いる。
    いたち、ちりとり、バケツとみんなツェねずみと付き合わなくなる。
    ねずみとりも最初は人間に反発していたが、ツェねずみの態度があまにも尊大でその気はなかったけれど、結果としてねずみとりの入口を閉めてしまう。
    ツェねずみはとうとう人間に捕まってしまう。

    挿し絵が三木由紀子。
    どうしようもないねずみなのに絵がかわいい。


    最後にねずみたちが黒い服を着てるのは、失礼なねずみでもみんな最後のお別れをしているということなのだろうか。

  • こういう人いるわー。
    ツェに対してイライラしてくる笑
    謙虚でいたいと思った

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著者プロフィール

1896年(明治29年)岩手県生まれの詩人、童話作家。花巻農学校の教師をするかたわら、1924年(大正13年)詩集『春と修羅』、童話集『注文の多い料理店』を出版するが、生前は理解されることがなかった。また、生涯を通して熱心な仏教の信者でもあった。他に『オツベルと象』『グスグープドリの伝記』『風の又三郎』『銀河鉄道の夜』『セロ弾きのゴーシュ』など、たくさんの童話を書いた。

「2021年 『版画絵本 宮沢賢治 全6巻』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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