ムーミン谷の冬 (ムーミン童話全集 5)

制作 : トーベ・ヤンソン  Tove Jansson  山室 静 
  • 講談社
3.93
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本棚登録 : 279
レビュー : 44
  • Amazon.co.jp ・本 (222ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784061882256

作品紹介・あらすじ

お日さまがいなくなってしまった寒くて長い冬。雪にうもれたムーミン谷は、青白い月の光にてらされて、ひっそりと冬眠中。でも、いるんです。冬には冬の生きものが…。

感想・レビュー・書評

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  • 今まで読んだムーミンシリーズで本作が一番面白い。ミイになりたい。

  • 慣れ親しんだ居心地の良い世界からの脱皮

  •  ムーミンたちは冬眠するので、クリスマス、なかんずく雪さえ知らない。
     ひとり目覚めて戸惑うムーミン。
     安眠をむさぼる一族の中、ひとり目覚めてしまう立ち位置。何らかのメタファーに思えてしまう。

  • 冬眠中にうっかり目覚めて眠れなくなってしまったムーミン。外はまだまだ冬。ムーミンは、今まで会ったことのない冬の生き物に触れながらはじめての冬を過ごす。
    みんなに好かれていないヘムレンさんにもやさしくしようとするムーミンが愛しい。目覚めたあとのママの安心感がたまらなかった。

  • 風景描写は暗く、かったるいけど、自分とは違う存在を受け入れていくムーミンの成長がいい。そんな中にもどこか哀しみが漂っていて、これも暗いけど、この暗さは嫌いじゃない。大人になった今だからこそ読める童話。

  • シリーズの中でも特に哲学的、と薦められたので読んでみました。
    フィンランドの冬は怖い。
    でも冬にしか現れないものたちがいとおしくなってくる。

  • ムーミンママのような母になりたい

  • なかなかよかった。

  • いつもなら眠っている冬に目を覚ましてしまった、ムーミンとミイと、冬の小さな生き物たちの話。

    憧れに目がくらんで、心を曇らせている、めそめその姿が悲しかった。
    仲間に憧れているのに、そばにいる人をないがしろにしちゃいけない。Desperadoだ。

    ミイはほんとうにかわいいなぁ。

    おしゃまさんが、トーベ・ヤンソンの分身だっけ?

  • 何度読んでも面白い、含蓄のある言葉、自由奔放でいて思いやり、優しさにあふれ、また自然の素晴らしさもあって、読み手に生きていく力を与える本です。

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著者プロフィール

画家・作家。1914年8月9日フィンランドの首都ヘルシンキに生まれる。父は彫刻家、母は画家という芸術一家に育ち、15歳のころには、挿絵画家としての仕事をはじめた。雑誌『ガルム』の社会風刺画で一躍有名となる。ストックホルムとパリで絵を学び、1948年に出版した『たのしいムーミン一家』が世界中で評判に。1966年国際アンデルセン大賞、1984年フィンランド国民文学賞受賞。おもな作品に「ムーミン全集」シリーズ(全9巻)のほか、『少女ソフィアの夏』『彫刻家の娘』、絵本『それから、どうなるの?」、『ムーミン』コミックスなどがある。2001年6月逝去。

「2020年 『ムーミン全集[新版]5 ムーミン谷の冬』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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