ムーミン谷の十一月 (ムーミン童話全集 8)

制作 : トーベ・ヤンソン  Tove Jansson  鈴木 徹郎 
  • 講談社
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本棚登録 : 184
レビュー : 25
  • Amazon.co.jp ・本 (310ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784061882287

感想・レビュー・書評

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  • 今回は前号の裏側のような話。スニフ、どこにいってしまったんだい。

  • いつになったら戻ってくるの?と思いながら読み進む。
    不思議な感覚に、あ、いいんだ と思わせる。
    無理に解決しなくても無理に助けなくても。

  • 急にムーミンを読みたくなり手にしのは、ムーミン一家の登場がない十一月。シリーズ中いちばん好きなのでしょうがない。でも登場人物それぞれ心の内にムーミン達への思いを抱えているので、不在が醸し出す存在は浮き彫りになる。ムーミン一家不在のムーミン谷に集うのは、年齢性別性格を異する個性豊か(ことによってはわがまま)な面々であり、思ったことを言いつつ、全く無理せず、知らず知らずのうちに思いやりとかやさしさを身につけていく共同生活の在り方は理想郷であり、哲学がある。兎に角「しないではいられないこと」を我慢しないことよね。

  • 登場人物がとても素敵にみえる。

  • ムーミン一家が自分を見失っていた頃、一人きりでいるのにうんざりした人たちが、ムーミン一家を慕って、ムーミン谷へやってきた。
    ムーミン一家不在のムーミン谷で、全く気の合わない彼らは、全くちぐはぐな共同生活を送る羽目になる。

    誰にでも休暇は必要なのかもしれないな。

  • 小学生の頃ムーミンシリーズが大好きで、よく読んでいました。

  • 屋根裏部屋の窓を拭いていたフィリフヨンカ、ふとしたアクシデントで屋根から転がり、屋根の途中に放り出されます。なんとか助かり部屋に戻れたものの、1度死ぬんじゃないかという思いをすると今まで大切に手入れしてきたわが家の物が全く違って見えます。自分ですら自分でいるのが嫌になります。しかしながら自分は自分でしかないと思い直し、人に会う旅に出る決心をします。今までと違う「目」を手にしたフィリフヨンカ。その気持ちが分かるには、読み手はたくさん生きてなくちゃ、たくさんの経験値が必要だなぁ。

  • 前作で灯台に移住してしまったムーミン一家。ムーミンたちに会いたくて、ムーミン谷にやってきた人々だけど肝心のムーミンたちには会えない。強烈な個性を持った人々が共同生活を通じ、自分にとって大切なものを取り戻していく。ムーミンシリーズこれにて完結。文庫で揃えたくなってきた。2012/065

  • ムーミン一家に会いたくて集った仲間たちが留守宅で共同生活をする最終話。
    ムーミンたちは灯台に行っとるんだな。

  • ムーミン一家はいないのに、その留守宅にムーミン一家に自分の抱えている問題を一時的にでも解決してもらおうと訪ねてきた人びと(ミムラ姉さんとスナフキンは違いますが)が集結。

    一家のためにと、それぞれに思ったことをあれやこれやしているんだけど、なかなか当初の問題を解決できず、本当に自分がしたいことが最後の最後にならないと分からない。というまどろっこしいお話でした。

    時間軸的にはムーミンパパ海へ行くと平行した話みたいですね。

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著者プロフィール

1914年ヘルシンキ生まれ。フィンランドが生んだ偉大な作家のひとり。その生涯については『ムーミンの生みの親、トーベ・ヤンソン』(小社刊)でくわしく知ることができる。

「2018年 『ムーミン 愛のことば』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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