サアカスの馬・童謡 (少年少女日本文学館20)

  • 講談社
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レビュー : 1
  • Amazon.co.jp ・本 (310ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784061882706

作品紹介・あらすじ

劣等生の少年、性にめざめる少年など、子どもと大人のあいだでゆれる、ナイーブな姿を描く、表題作の他、計8編を収録。

感想・レビュー・書評

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  • 後にスゴイ大学に進学し、大作家と呼ばれる人々はなぜもこんなに学校をさぼったり、はみ出したりの子ども時代を過ごすのか?いや、そうじゃないと彼らは皆、官僚などのエリートになるんだろう。

    あまりのはみ出しぶりに読み手はハラハラ。子どもはこんな風に純粋だけど、そのまま軌道を修正できないで大人になってしまう人もいるんだろうな。

    昨今では思春期の子供たちのもやもやっぷりを「中2病」なんてよんだりするけど、小学生でもはや始まっている大人と子供の境に起こるもやもやが出てて、今の子供たちもきっと共感できるのではないだろうか。
    読むべき!読むべき!


    どの作品もすごく良かった。この時代の文学は戦争と切り離せないものもあるけど、もっとこのころの作品を読むべきだな。

    知人の息子に読ませようと思ってBOOK OFFで買いました。¥1,400-の本が¥100-です・・・

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著者プロフィール

安岡章太郎

一九二〇(大正九)年、高知市生まれ。慶應義塾大学在学中に入営、結核を患う。五三年「陰気な愉しみ」「悪い仲間」で芥川賞受賞。吉行淳之介、遠藤周作らとともに「第三の新人」と目された。六〇年『海辺の光景』で芸術選奨文部大臣賞・野間文芸賞、八二年『流離譚』で日本文学大賞、九一年「伯父の墓地」で川端康成文学賞を受賞。二〇一三(平成二十五)年没。

「2020年 『利根川・隅田川』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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