赤毛のアン (完訳 赤毛のアンシリーズ 1)

  • 講談社
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本棚登録 : 205
感想 : 35
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  • Amazon.co.jp ・本 (470ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784061898219

作品紹介・あらすじ

赤毛でやせっぽちのみなしごアンは、男の子とまちがえられて、孤児院からカスバート兄妹にひきとられた。ダイアナとの出会い、水薬入りケーキ事件、ギルバートとのけんか…おしゃべりで空想好きのアンは、つぎつぎにゆかいな事件をひきおこす。美しいプリンス・エドワード島の自然と、あたたかいカスバート兄妹の愛情に見守られて、アンは、たのしい少女時代をすごす。

感想・レビュー・書評

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  • この本を読んで「作家になりたい」と言い出した過去の自分は、非常に子供らしかったなと今では思う。
    あまりにも好きすぎて、小学校の図書館で返しては借りてを繰り返した。

    図画工作の時間で「好きな本の表紙や挿絵を版画にしましょう」という授業があったとき、まよわず「アン」を持ってきてこの表紙を選んだ。

    内容は自分の年齢や環境で受ける印象が変わるだろうし、今読んでみたら「ただ夢見がちで落ち着きがなく、暴力的だ」としか思えないかもしれない。
    けど、あのときの興奮と大好きだったこの表紙はいつまでも褪せることがない。

  • 言わずもがな、アンの少女時代を描いたお話。
    今まで赤毛のアンシリーズをきちんと読んだことが無かったと思い借りてみました。
    『宿命(さだめ)の友』『相呼ぶ魂』
    想像力豊かなアンから飛び出すアン語録はちょっと大げさだけど使ってみたいと思ってしまう魅力があります♪
    おてんばだけど、正直者でまっすぐなアンが引き起こす事件にどんどん引き込まれました^^
    アンと出会って変わってゆくマリラの気持ちとか、読んでて泣いてしまうシーンも。
    時間を見つけて続きのシリーズも少しずつ読破していこうと思います♪

  • 美しいプリンスエドワード島の情景とアンの巻き起こす騒動が楽しくてとても癒されました。続編も読む予定なので、これからアンがどのような人々と出会い大人の女性へと成長していくのかワクワクしています。特にアンとギルバートの恋愛模様が楽しみです。

  • なんでいままで読まなかったんだろう。
    予想よりも素晴らしかった。人物がみんな素晴らしい。
    マシュー☆*:.。. o(≧▽≦)o .。.:*☆

  • この完訳シリーズで、赤毛のアンを初めて読みました。絵もすてきだし、本当はすべて手元に置きたいです。

  • 子供のころから何度も読みかけては放り出していた本。
    この年齢になって初めて名作と言われる理由が分かった。

    生き生きとしたアンの感性、美しいプリンスエドワード島の風景、アンをめぐる人々の温かさ…
    マシューとマリラの気持ちの変化、小さかったおしゃべりで夢見がちな女の子が素敵な女性に成長していく様子。
    最後は引き付けられるようにして読んだ。

  • マシューの愛情
    マリラの愛情
    ホンマにアンは人を幸せにする女の子です。

  • 先にアニメを観たので、読んでいて思い浮かぶのは高畑監督のアンだった。マリラの心情はこんなだったのかと楽しかった。続きも読む。
    村岡訳と迷ったけど、読み易くて良かった。比較はしていませんが...

  • 想像とおしゃべりが大好きな女の子のお話。スラスラと読めますが、先が気になって仕方ないという感じではなく、教科書を読んでいる感じです。感想文を書くにはいい物語のような気がします。頑張って読みました。教訓がたくさん出てきました。だんだん、感動して、グッとくることが多くなります。宝物にしたくなるような物語です。

  • 綺麗な風景が伝わってきた。アンがロマンチストで、そのセリフを書いた著者もロマンチストなんだろうなーと思った。登場人物たちと同じようにアンの性格に惹かれた。

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著者プロフィール

1874年、カナダ、プリンス・エドワード島に生まれる。幼い時に母と死別、祖父母に育てられ教師になる。『赤毛のアン』シリーズのほか、小説、短篇集を残し、世界中で多くの読者の心を捉えた。

「2022年 『赤毛のアン』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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