ロビン＝フッドの冒険 (少年少女世界文学館 2)

著者 : ハワード・パイル 中野芳夫

• 講談社 (1988年7月18日発売)

感想・レビュー・書評

[サイトムさんの感想 · 2018年8月30日]

図書館で借りて読んだ。子どもむけの本だけど、ロザリオの使い方が書いてあったりして、注釈もおもしろい。ロビン・フット、リトル・ジョン（巨漢）・マリアン、タック修道士、など「陽気な仲間たち」はそれぞれ個性的で面白いが、ストーリーそのものはわりに単調、ロンドンの弓試合と、獅子心王（リチャード）に騎士に取り立てられるところ、マリアンとの結婚が山場だと思う。ロビンが自由と正義を愛する森にすむ義賊という設定は19世紀のものらしい。

[nakaizawaさんの感想 · 2013年3月16日]

(1996.10.27読了)(1996.10.18購入)
内容紹介 amazon
中世のイギリスで活躍した“森の英雄”伝説シャーウッドの森を舞台に、自由奔放にかけめぐる弓の名人ロビン＝フッド。権力者に対抗し、民衆の味方として活躍した伝説上の英雄の生涯をいきいきと描いた名作

☆関連図書(既読)
「ああ無情」ユーゴー著・塚原亮一訳、講談社、1986.10.17
「若草物語」オルコット著・中山知子訳、講談社、1987.01.20
「トム＝ソーヤーの冒険」トウェーン著・亀山龍樹訳、講談社、1987.07.25
「十五少年漂流記」ベルヌ著・那須辰造訳、講談社、1987.08.20
「小公子」バーネット著・村岡花子訳、講談社、1987.09.21
「三銃士」デュマ著・新庄嘉章訳、講談社、1987.10.20
「クリスマスキャロル」ディケンズ著・こだまともこ訳、講談社、1987.11.22
「あしながおじさん」ウェブスター著、岩波少年文庫、1950.12.25
「鏡の国のアリス」ﾙｲｽ･ｷｬﾛﾙ著、角川文庫、1959.10.10
「絵のない絵本」アンデルセン著、童心社、1966.11.25
「赤毛のアン」モンゴメリー著・白柳美彦訳、ポプラ社文庫、1978.10.