クリスマスキャロル (少年少女世界文学館 7)

  • 講談社
3.91
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本棚登録 : 30
レビュー : 3
  • Amazon.co.jp ・本 (250ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784061943070

作品紹介・あらすじ

けちで欲ばりのスクルージは、好きなのはお金だけ、友だちとつきあうのも、しんせきの人たちと楽しく食事するのも、おまけにみんなが大すきなクリスマスも大きらいの変人です。ところがクリスマスイブに、そんな彼のところに、あの世からの恐ろしいお客が訪ねてくるところから、この物語ははじまります。この世とあの世の境目でおこったできごとの話なのに、きわめて現実的であり、舞台が今から百年以上も前のロンドンなのに、つい昨日、自分のうちの近くであったように親しみやすいこの作品は、ディケンズが世界の人々に贈ってくれた、最高のクリスマスプレゼントといえるでしょう。

感想・レビュー・書評

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  • 若くもないのに人と接することが得意でない自分には、いろいろと胸に突き刺さるものがありましたが、最後はほんとによかったなあと。
    こんなにきらきらした人物に自分もなれるだろうか。

    スクルージは自分自身の欲にこりかたまって、他人のことを想像する余裕がなかったのでしょう。
    このお話だけに限らず、自分たちが生活するなかで、この精霊たちのみせてくれた景色を少しでも思い浮かべることができたなら、誰しもが素直に、優しくなれそうです。

    ディケンズの人なつこく楽しく語りかけてくれる文章がとっても魅力があって、すぐに仲良くなってくれる友達みたいなあたたかさ。
    特にクリスマスをむかえた町や家族の情景は、笑顔のたえない素敵な人々やピカピカのおいしそうな料理に囲まれ、とってもうれしく豊かな気持ちになりました。
    100年前のイギリスに根ざした文化やものの描写にも興味をひかれましたね。

    この本は想像しにくい当時のイギリスの生活品などをきれいな絵や文章で示してくれていて、子供向けの体裁なのですが、すばらしいです。
    当時の人々の生活をいっそう身近に、具体的に感じることができました。

  • (1996.08.19読了)(購入日不明)
    (「BOOK」データベースより)
    けちで欲ばりのスクルージは、好きなのはお金だけ、友だちとつきあうのも、しんせきの人たちと楽しく食事するのも、おまけにみんなが大すきなクリスマスも大きらいの変人です。ところがクリスマスイブに、そんな彼のところに、あの世からの恐ろしいお客が訪ねてくるところから、この物語ははじまります。この世とあの世の境目でおこったできごとの話なのに、きわめて現実的であり、舞台が今から百年以上も前のロンドンなのに、つい昨日、自分のうちの近くであったように親しみやすいこの作品は、ディケンズが世界の人々に贈ってくれた、最高のクリスマスプレゼントといえるでしょう。

    ☆関連図書(既読)
    「トム=ソーヤーの冒険」トウェーン著・亀山龍樹訳、講談社、1987.07.25
    「十五少年漂流記」ベルヌ著・那須辰造訳、講談社、1987.08.20
    「鏡の国のアリス」ルイス・キャロル著、角川文庫、1959.10.10
    「絵のない絵本」アンデルセン著、童心社、1966.11.25

  • パパに読んでもらいました。

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著者プロフィール

1934−
イラストレーター、アートディレクタ—。エッセイ、舞台美術、キュレーションも手がける。カルピス食品工業、日本デザインセンター、スタジオ・イルフイルを経てフリー。寺山修司の「天井桟敷」のポスターなど昭和期の日本グラフィック界のカリスマ的存在であり、現在に至るまで第一線で活躍。60年代からノスタルジックで絢爛華麗な作品を生み出しているが、写実的なポートレイトや時代小説の挿絵で見せる躍動感あるタッチなど、表現の幅は広く、近年は少女モチーフの人気が高い。


「2017年 『あなたのために』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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