- Amazon.co.jp ・本 (342ページ)
- / ISBN・EAN: 9784061943094
作品紹介・あらすじ
この物語は、原題を「リトル=ウィメン」といって、19世紀後半のアメリカ合衆国を舞台にした作品です。ひとつの家族を、このように鮮明に書かれた作品は、多くの名作の中でもまことにめずらしく、私たちも、親子、姉妹、隣人の愛、それぞれの献身、悩み、よろこび…じつにさまざまなことを考えさせられます。
感想・レビュー・書評
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(1996.08.22読了)(1989.08.07購入)
(「MARC」データベースより)amazon
メグ、ジョー、ベス、エイミーはどんなときにも笑顔を忘れない四人姉妹。貧しくても心の豊かさを忘れることなく、人生の真の宝を求めて美しく生きようとする「幼いレディたち」を描いた物語。
☆関連図書(既読)
「トム=ソーヤーの冒険」トウェーン著・亀山龍樹訳、講談社、1987.07.25
「十五少年漂流記」ベルヌ著・那須辰造訳、講談社、1987.08.20
「クリスマスキャロル」ディケンズ著・こだまともこ訳、講談社、1987.11.22
「鏡の国のアリス」ルイス・キャロル著、角川文庫、1959.10.10
「絵のない絵本」アンデルセン著、童心社、1966.11.25詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
小学校低学年時に、初めて太い大きな本を読んだ!という達成感を得たある意味重要な一冊。4姉妹が大好きです。べスの病死を認めたくなくて、数年間、続若草は読みませんでした。
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『若草物語』
私が大人だから、今ちゃんと読めるのだろうと思いました。あとがきより、佐野洋子さんが“なんて説教くさい小説なんだろう”と書かれてました。そう、それもあるし、一連の雰囲気が読む者を選ぶ感じがします。子どもの頃の私は絶対に読めなかっただろうな。
メグ、ジョー、ベス、エミー、マーチ家の四姉妹の物語。しっかり者で美しいメグ。少年のようでいて文学の才のあるジョー。献身的ではにかみ屋のベス。末っ子らしくワガママで甘え上手なエミー。それぞれ個性あふれていてとてもとても、面白いです。
小学生の頃に、これを読める少女でいたかったなーと今更ながらに思います。この感性に、言葉で表せなくとも何かを感じれる人でありたかった。そう思わせるお話です。 -
私を本好きに、
そして外国文学好きにさせた1冊!
ジョーが屋根裏部屋でショール巻きながら
本読むのにすごく憧れたなぁ
子供には絶対読ませたいねー