小公子 (少年少女世界文学館 10)

著者 : フランシス・ホジソン・バーネット 村岡花子

• 講談社 (1987年9月16日発売)

感想・レビュー・書評

[nakaizawaさんの感想 · 2013年3月16日]

(1996.09.15読了)(購入日不明)
（「BOOK」データベースより）amazon
「セドリックはいい子だ。わたしたちはなかよしなのだ。」あれっ、子ども嫌いの老伯爵がいつの間に?無邪気で愛らしい少年が老人の心を解きほぐす。

☆関連図書(既読)
「ああ無情」ユーゴー著・塚原亮一訳、講談社、1986.10.17
「若草物語」オルコット著・中山知子訳、講談社、1987.01.20
「トム＝ソーヤーの冒険」トウェーン著・亀山龍樹訳、講談社、1987.07.25
「十五少年漂流記」ベルヌ著・那須辰造訳、講談社、1987.08.20
「三銃士」デュマ著・新庄嘉章訳、講談社、1987.10.20
「クリスマスキャロル」ディケンズ著・こだまともこ訳、講談社、1987.11.22
「鏡の国のアリス」ﾙｲｽ･ｷｬﾛﾙ著、角川文庫、1959.10.10
「絵のない絵本」アンデルセン著、童心社、1966.11.25
「赤毛のアン」モンゴメリー著・白柳美彦訳、ポプラ社文庫、1978.10.

[ビタースイートさんの感想 · 2007年9月18日]

貴族の跡継ぎの父の死をきっかけに、セディは貴族として祖父と暮らすことになるが。

著者プロフィール

一八四九年イギリスに生まれる。幼いころに父を亡くし、十六歳のときに一家でアメリカ合衆国に移住。十八歳のときに初めて、短編が雑誌に掲載される。以後、アメリカとイギリスを行き来しながら、大人向けの小説や戯曲、子ども向けの物語を多数執筆し、人気作家となる。一八八六年に発表した『小公子』は、空前のベストセラーとなった。『オンボロやしきの人形たち』は、アメリカで一九〇六年に発表された。ほかの作品に『小公女』『秘密の花園』『消えた王子』など。一九二四年、アメリカで死去。

「2021年 『オンボロやしきの人形たち』 で使われていた紹介文から引用しています。」