- Amazon.co.jp ・本 (53ページ)
- / ISBN・EAN: 9784061947528
感想・レビュー・書評
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夏休みのはじめ11才だったカタリ-ナ(小さなケーテ)が、汽車に乗って田舎の農場で暮らすハンス叔父さんの処に向かう途中、ロスヴィ-タという動物と話のできる不思議なおばさんとの出会いに始まるドイツ人作家エルテ・ハイデンライヒの心に響く物語。 「動物が話すのって、聞いたことないんだけど」「その気になってじっと耳をすませたことがないからよ。 ただ辛抱強く、じっと耳をすませばいいの」・・・ハンス叔父さんの飼う動物たち(リュ-マチを病むイヌ、改名を望む老いたロバなど)とカタリ-ナとの心のふれあいに、切なさがこぼれる。
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