- Amazon.co.jp ・本 (342ページ)
- / ISBN・EAN: 9784061950047
作品紹介・あらすじ
立正安国は法華経にあり!南無妙法蓮華経!捧げるは男の情熱。信ずるはその一念-安房国の小湊の漁家に生を享けた善日丸は幼くして清澄山に入った。以来、救国の道を求めて懸命に切磋琢磨、勉学に励む。だが時の政権も民衆もいっかな眼を開こうとしない…迫害を超えて、信念を貫く炎の聖者の半生。
感想・レビュー・書評
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正義とは突き詰めると、これはめんどくさくなる。現実的に自分の立ち位置で都合の良いものを信じたい。
でもそれは何かにおもねることにになり、全ての人を救うことができない。
全ての人にとって正しいと思う教えを説くには、厳しい現実と戦わなければならない。
それが出来る強い心と正義を貫く魂を持った人やったんですね〜。
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日蓮上人の伝記だが、前半生中心。鎌倉で辻説法して注目を集め、立正安国論を執筆して時頼と対面。その後庵を襲われるところで話は終わり。しりきれとんぼで何だかとても消化不良。既存の八宗十宗に飽きたらなかったことは分かったが、七文字の唱名に何を見出だしたのか、結局その教えのエッセンスはよく分からなかったなぁ。
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ある全1巻
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半生で終わったのは少し意外でしたが、面白かったです。日蓮と言えば激しい舌戦のイメージが強かったのですが衆生への想いと強い覚悟が裏にあったんですね…。感動しました。法華経は中学時代に祖母に読まされましたけど、改めて。南無妙法蓮華経。
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あれ?
これで終わり? -
うん…うん。