徳川家康(19) (山岡荘八歴史文庫)

著者 :
  • 講談社
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  • Amazon.co.jp ・本 (486ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784061950412

作品紹介・あらすじ

慶長8年2月、家康は征夷大将軍に就任し、いよいよ天下人として、理想の国家づくりに着手した。徳川・豊臣両家の和合のため、孫の千姫を秀頼に嫁がせ、「斬り取り勝手」の戦国の常識を根底から改革しようとする。しかし淀君をはじめとする反徳川の執念は根深く、泰平の道はいまだ遠しである。

感想・レビュー・書評

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  • 江戸幕府開府が中心。

    しかし一方で、豊臣家が没落に向かうさまが描かれている。

    幕府開府は家康にとって最重要ではあるが、本巻に登場する種々のエピソードはやや冗長な気がした。

  • 関ヶ原の合戦の始末も終わり、家康が将軍宣下を受ける。
    これからどのように泰平の世を築いていくのか。
    家康の描写が多くなり、読んでいて安心する。
    大久保長安というこれまた魅力的な人物が登場。
    それにしても、淀君の描写はやりきれない。

  • 2016/1/18

  • 戦はほぼほぼなくなり太平の世を築く布石をどんどんと打つ家康。ただし、大阪豊臣方はまだまだ野心を忘れられず、時代を読めていない。
    大久保長安登場。今後の政治的争いはどのように描かれるか。本多親子とどのように争うのか。戦いから闘いへ。

  • 大権現様が終わりと始まりを堪え忍ぶ第19巻。

    ついに物語の幕開けから世の中と大権現様を見守り続けた
    於大の方と竹之内波太郎の二人が天寿を全うする。
    あどけない表情で自分のことを「だい」と呼んでいた少女が、
    年老いて老婆となり死んでいき、その間室町安土桃山江戸と、
    幾度も時代が変わった。今更ながら長い小説である。

    そして色々な人から何かを受け継いできた大権現様は、
    源頼朝公の幕府というシステムと新田義貞公の勤王の志を受け継ぎ、
    天下人として天下泰平の礎を築くための決意を新たにする。
    無になった徳川家康が誕生した三巻と同じく新たな始まりである。

  • 泰平の世の継続を願い、そのために施策を打ち出す家康。やはり常人ではない。家康、征夷大将軍に。秀忠の娘、千姫が秀頼に嫁ぐ。12.11.30

  • 913.6 ヤ (19) 登録番号8899

  •  
    http://booklog.jp/users/awalibrary/archives/406195041X
    ── 山岡 荘八《徳川家康 19 泰平胎動の巻  19880301 歴史文庫》
     

  • いつか読もうと思っていた作品。「豊臣秀吉」、「織田信長」はある程度知った気でいたので、戦国時代の三大英雄、最後の一人を知るためにと思い読み始める。
    結果、非常に感動した。司馬遼太郎作品や池波正太郎作品、世の中の一般的な「家康像」を覆す作品であった。家康がなぜ天下を取り、そして江戸幕府260年の平和な時代を築けたのか、おぼろげながら理解できた気がした。
    また、著者の目を通して描かれた「家康の思考法」に強く感銘を受け、自己統制の本としても傍に置きたいと思った。

  • 序盤の主役、於大の方と納屋蕉庵がいなくなり、時の流れが感じられる。
    徳川幕府が成立し、家康が着々と体制を整えていくのと対照的に淀の方と秀頼の末路が暗示されていく。

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