徳川家康(20) 江戸・大坂の巻 (山岡荘八歴史文庫)

著者 : 山岡荘八
  • 講談社 (1988年3月1日発売)
3.75
  • (10)
  • (19)
  • (23)
  • (0)
  • (0)
  • 160人登録
  • 15レビュー
  • Amazon.co.jp ・本 (454ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784061950429

作品紹介

江戸に幕府を開いた家康の封建政治はようやく人々の理解を得て根づくかに見えた。日本は世界一の進歩国として世界に知られ,国内では秀忠に嫡子竹千代が生まれて徳川の基礎も固まった、と思われた。が、次期政権を望む淀君と秀頼にとっては竹千代出生は大きな不安の種となり、再び乱世のきざしが。

徳川家康(20) 江戸・大坂の巻 (山岡荘八歴史文庫)の感想・レビュー・書評

並び替え:

表示形式:

表示件数:

  • 登場人物間のやり取りが、知恵比べやネゴシエーションを見ているようで興味深い。

    本巻では、淀殿が先を読むことができない愚の人物として描かれているが、現代の企業経営者や政治家にも当てはまる話だろう。

  • 泰平の世の礎を築こうとする家康と、自分の我儘しか通さない淀君との対比。
    すでに淀君は壊れている。
    この巻より、伊達政宗が登場。
    これから話の一方の中心となっていくのであろう。

  • 2016/1/26

  • 太平の世の礎を作り上げようとする家康。しかし、まだまだ戦国の思想から抜け出せな人々多数。
    出てくる登場人物も戦の人は出てこなくなった。政治、経済、外交。太平の世を作り上げるのはなかなか難しい。
    しかし、豊臣家。実際はどうなのかはわからないが、どんどん破滅へ向かって行っている。家康の腐心も届かないか。

  • 大権現様が泰平を乱す対立を堪え忍ぶ20巻。

    既に大権現様の目的であった天下泰平は達成され、
    それを維持するための構想も優秀な人材の起用により軌道に乗り、
    自分が秀吉の亡くなった歳になった事を意識し始めて、
    死後の事を考えて秀忠に将軍職を譲ろうとする大権現様。
    堪忍堪忍で乱世を生き延びてきた今までとは別の小説のようだ。

    ついに断片的に出てきていた遺訓が完成して、
    これまでの辛苦が振り返られて、思わず電車の中で涙ぐんだ。

    だが、海外の旧教徒と新教徒との対立、
    そして大阪の豊臣や功名を上げようとする武将の存在等、
    せっかく築き上げた天下泰平を乱す要因も存在する。
    秀頼という人間を信じて豊臣を救おうとするが、
    そこに大権現様の甘さを感じ取る天海と高台院。
    今まで大権下様を神だ!神だ!と持て囃してきたが、
    やはり大権現様も人間らしく未来は見通せないのだなあ。

  • 家康、将軍職を秀忠に譲り、秀頼を右大臣に推す。徳川家が武家の棟梁、豊家が公家の棟梁として双方がたつように手を打つが、淀の方が承服しない。家康は豊家を冷徹に見離しかけている。12.12.8

  • 913.6 ヤ (20) 登録番号8900
    2011年度教職員推薦図書

  •  
    http://booklog.jp/users/awalibrary/archives/4061950428
    ── 山岡 荘八《徳川家康 20 江戸・大坂の巻 19880301 歴史文庫》
     

  • いつか読もうと思っていた作品。「豊臣秀吉」、「織田信長」はある程度知った気でいたので、戦国時代の三大英雄、最後の一人を知るためにと思い読み始める。
    結果、非常に感動した。司馬遼太郎作品や池波正太郎作品、世の中の一般的な「家康像」を覆す作品であった。家康がなぜ天下を取り、そして江戸幕府260年の平和な時代を築けたのか、おぼろげながら理解できた気がした。
    また、著者の目を通して描かれた「家康の思考法」に強く感銘を受け、自己統制の本としても傍に置きたいと思った。

  • 大久保長安の巻。
    もはや戦国時代の様相はなくなりつつあった。

全15件中 1 - 10件を表示

徳川家康(20) 江戸・大坂の巻 (山岡荘八歴史文庫)のその他の作品

山岡荘八の作品

この本を読んでいる人は、こんな本も本棚に登録しています。

有効な左矢印 無効な左矢印
有効な右矢印 無効な右矢印

徳川家康(20) 江戸・大坂の巻 (山岡荘八歴史文庫)はこんな本です

ツイートする