伊達政宗(5)蒼穹の鷹の巻(山岡荘八歴史文庫55)

著者 :
  • 講談社
3.59
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本棚登録 : 300
感想 : 10
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  • Amazon.co.jp ・本 (310ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784061950559

作品紹介・あらすじ

若者の気宇は大きい。それゆえに思わぬ人生の罠に陥る。政宗の娘婿松平忠輝(ただてる)は、いままさにその奈落の渕に立っている。しかも家老に大久保長安(ながやす)という途方もない野心家を抱きこんでいるのだ。忠輝と長安の野心と、それを計算しつくしたうえでの政宗の大野心!徳川政権の裏に怪しい火花が散る……。

感想・レビュー・書評

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  • 伊達政宗の第5巻「蒼穹の鷹の巻」。 海外に目を開いた正宗と娘婿の忠輝との協調のなか、忠輝を嫌う家康の切支丹禁止令が波紋を呼ぶ。

  • 56

    大坂冬の陣と夏の陣の構想は政宗から出てたと書かれてる!どこまで本当かはわからんが。


    「勇ことが、そのまま時勢に先行することだと錯覚しがち。勇ことは決して進むことではない。確かな手応えで世の歩みを進めるには、冷静な条理の目が必要だ。」

  • 第一巻に同じ。そしてここで力尽きた。だんだんつまらなくなってきた。

  • 軽卒な言い方でアレだが、私が伊達政宗を大好きな理由のひとつに「オシャレ」というのが確固としてある。
    しかも、キラキラ着飾ればいいというのではない。
    数百年経った今の私達から見ても、彼のセンスは「オシャレ」だ。
    配色、サイズ、デザイン。
    彼の鎧兜がダース・ベイダーのモデルになったのは余りに有名な話だが今どこかの呉服店に並んでいても圧倒的にカッコいい。

  • またも展開は二転三転。
    大阪、キリシタン、エスパニア、エゲレス…とありとあらゆる思惑が翻弄してきます。
    けど政宗は楽しそうだ。すごい。

  • この陣羽織、タイミングが合わずなかなかお目にかかれない…。

  • 陰謀陰謀また陰謀
    正宗は賢いな〜

  • 大人買いしてもた

  • 未読

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著者プロフィール

明治四十年(1907年)新潟県に生まれる。十四歳で上京し、博文館印刷所に文選工として働く。長谷川伸に師事、山岡荘八の筆名を用いる。昭和二十五年(1950年)より、北海道新聞に『徳川家康』を連載開始。昭和二十八年(1953年)単行本の刊行が始まり、ベストセラーとなる、『徳川家康』により、第二回吉川英治文学賞を受賞。以後、歴史小説を中心に創作する。昭和五十三年(1978年)七十一歳で亡くなる。

「2023年 『水戸黄門 下巻』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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