伊達政宗 (6) 大坂攻めの巻(山岡荘八歴史文庫56)

著者 :
  • 講談社
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感想 : 8
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  • Amazon.co.jp ・本 (308ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784061950566

作品紹介・あらすじ

大坂城!この難攻不落の巨大城に、不平不満の牢人がぞくぞくと入城して、関ヶ原以来15年の泰平はいま、風前の灯の危うきに瀕している。「時こそ今!」は、ひとり大坂方だけの掛け声ではない。戦国の猛者(もさ)なら一度は抱いた野望だ。わが独眼竜政宗の胸中にも、ふたたび天下取りの野心が焔(ほむら)を上げ始めた。

感想・レビュー・書評

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  • 伊達政宗の第6巻「大坂攻めの巻」。 大坂冬の陣で家康の陣営についた正宗は、忠輝が懇意にする秀頼の救済を目論む。イスパニアに派遣した正宗の家臣・支倉六右衛門常長に託したフィリップ三世の海軍派遣による武力制圧で天下泰平を目論んだ正宗の野望が描かれている。

  • 96

    とうとう大阪夏の陣。最後の戦い。
    伊達政宗の仕組んだスペインの大艦隊はこないし、家康側にその情報も漏れているという展開は燃える。

  • 世の中の『年齢だけ壮年』、見習え。

  • 情報戦略の重要性とその凄さを実感。家康はやはり偉大です。
    大坂の陣、徳川から見たらこうなるのか〜とその点も興味深い。

  • 家康も正宗もかっこよすぎるじゃろ

  • 未読

  • よよよよようやくっ!!真田幸村が出てきました!!(そのためだけに読んでいたといっても過言ではないようなあるようなモゴモゴ)
    冬の陣の終わりに
    「和議を結んで寝首を掻けばいい」
    と言い切った幸村と
    それに戦慄した政宗様に激しく興奮した(笑)

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著者プロフィール

明治四十年(1907年)新潟県に生まれる。十四歳で上京し、博文館印刷所に文選工として働く。長谷川伸に師事、山岡荘八の筆名を用いる。昭和二十五年(1950年)より、北海道新聞に『徳川家康』を連載開始。昭和二十八年(1953年)単行本の刊行が始まり、ベストセラーとなる、『徳川家康』により、第二回吉川英治文学賞を受賞。以後、歴史小説を中心に創作する。昭和五十三年(1978年)七十一歳で亡くなる。

「2023年 『水戸黄門 下巻』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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