柳生宗矩(2) (山岡荘八歴史文庫)

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  • Amazon.co.jp ・本 (374ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784061950627

感想・レビュー・書評

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    兵法師範の柳生石舟斎(こちらも講談社から文庫化)を父に持ち、柳生新陰流を確立した人物。

    徳川3代に仕え、秀忠、家光の治世には兵法のみならず、政治面でも将軍に様々なアドバイスをおくった。

    江戸幕府の土台作りに尽力し、立派な名君を作り上げたにもかかわらず、その禄はわずか1万2500石であった。

    というのも、宗矩が固辞して、これだけしか受けなかったからである。さらに死去の際にこれも返上を申し出ている。

    ここに柳生新陰流の真髄が見える!
    厳しい修行の上に作り上げられたしっかりとした人生観は、我々にも参考になる。

    余談だが、秀吉時代から家光の治世まで書かれているので、関ヶ原や大阪の陣についても詳しく、家光の弟・忠長の切腹、島原の乱にまで触れていて、それらの歴史的事象を知るのにも役立つ。

    新陰流の人材育成の方法、宗矩の政治手腕、人生観が特に見どころです。

  • 弥さ超便利

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著者プロフィール

昭和13年、懸賞小説に入選し文壇デビュー。昭和25年から新聞に『徳川家康』を連載開始。連載期間は18年にも及び、「経営トラの巻」としても多くの読者を獲得した。

代表作:『新太平記』『伊達政宗』『坂本龍馬』『小説太平洋戦争』等多数。

「2017年 『横山光輝戦国武将列伝 徳川家康VS.石田三成 関ヶ原の戦い』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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