徳川家光(2) (山岡荘八歴史文庫 山岡荘八歴史文庫 66)

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  • 講談社 (1987年4月30日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (300ページ) / ISBN・EAN: 9784061950665

作品紹介・あらすじ

家光政権は土井利勝、松平信綱、阿部忠秋らの補佐のもと盤石かにみえたが、突如、苛政に耐えかねた島原の農民が蜂起。天草四郎を盟主とするキリシタン信徒もこれに呼応し、原城に立て籠った。鎮圧に向った板倉重昌は戦死し幕軍苦戦。家光は最も信頼する松平信綱を総大将に派遣し、一揆軍を皆殺しにした。

みんなの感想まとめ

テーマは、家光政権下の島原の乱を中心に展開され、主人公の生涯を通じた治世観が主題として描かれています。作品は、島原の乱を教科書的な視点だけでなく、戦乱を生き抜いた牢人たちの戦術や信仰の力が中心であるこ...

感想・レビュー・書評

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  • 読んだ本 徳川家光(2) 山岡荘八 20230120
     二巻目は、島原の乱への対応が中心になっています。
     だけど、山岡荘八が描くのは主人公の生涯であり、その生涯を通した治世観が主題なので、これだけの題材が作品のほんの一部になってしまうんですね。
     島原の乱を描いた小説で、飯嶋和一の「出星前夜」というのがあるんですが、これがすごく読み応えがあって、島原の乱というものが、病的な緻密さで描きこまれています。島原の乱というのは、キリシタンの一揆という教科書的なイメージがありますが、実際には関ケ原以降に大量に発生した牢人が中心となった一揆なんだと改めて認識させられました。幕府を手こずらせたのも、信仰の力だと思っていたのですが、戦乱を生き抜いてきた牢人達が戦巧者ぶりを発揮させたとのことでした。
     一向一揆なんかも同じ構図なのかもしれません。本願寺も雑賀党なんかを取り込んでの戦ですもんね。
     「徳川家光」も同じ史観で描かれていて、それが一エピソードになってしまっているのがもったいない気がしてしまいました。
     描きたいことは作家それぞれですもんね。
     次の作品は、正に牢人を描いたものなので、真剣に読んでしまいます。

  • やりとりが所々禅問答的でわかりにくい。土井利勝が松平信綱に対して庭になっている未熟なカボチャをもいで渡し、天海上人に送るよう指示したくだりなど、その真意がよく分からなかったなあ。

  • 気分屋すぎる…

  • 家光政権は土井利勝、松平信綱、阿部忠秋らの補佐のもと磐石かにみえたが、突如、苛政に耐えかねた島原の農民が蜂起。天草四郎を盟主とするキリシタン信徒もこれに呼応し、原城に立て籠もった。鎮圧に向かった板倉重昌は戦死し幕軍苦戦。家光は最も信頼する松平信綱を総大将に派遣し、一揆軍を皆殺しにした。

    2008.12.9 読了!

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著者プロフィール

明治四十年(1907年)新潟県に生まれる。十四歳で上京し、博文館印刷所に文選工として働く。長谷川伸に師事、山岡荘八の筆名を用いる。昭和二十五年(1950年)より、北海道新聞に『徳川家康』を連載開始。昭和二十八年(1953年)単行本の刊行が始まり、ベストセラーとなる、『徳川家康』により、第二回吉川英治文学賞を受賞。以後、歴史小説を中心に創作する。昭和五十三年(1978年)七十一歳で亡くなる。

「2023年 『水戸黄門 下巻』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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