魔術師 (江戸川乱歩推理文庫)

著者 :
  • 講談社
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本棚登録 : 33
感想 : 4
  • Amazon.co.jp ・本 (318ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784061952102

感想・レビュー・書評

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  • 過去に読んだはずなのだけれどほぼ忘れていました。おかげでものすごーく楽しんで読めましたが。
    玉村家に届けられるカウントダウンのような不気味な予告状。警戒網を潜り抜け、いかなる手段を用いたものか、神出鬼没の犯人はまさに魔術師というほかありません。やがて起こる酸鼻を極めた殺人事件。それなのに、こともあろうに事件発生前に犯人に拉致されてしまった明智小五郎。と、幕開けからもうテンションが高すぎます。そのまま恐ろしい事件は次々起こるし、犯人に囚われた明智がどうなるかというのにも終始わくわくしっぱなし。一気読みです。
    殺人のガジェットもとても魅力的だなあ。いや、あんな目に遭いたくはありませんが(苦笑)。「魔術師」のあまりに根深い怨みと、常軌を逸した執念にも愕然とするばかりです。
    しかしそれにしても、これってあの人の初登場作品だったのか。あんな出会いだったとかも、全然記憶にありませんでした。そして作中でちらりと語られる「蜘蛛男」と「吸血鬼」もまったく記憶にないので、読みたい気持ちがひしひしと。

  • 明智…。けっこうおっさんだったんだね(ノд<。)゜。乱歩はすごく好きなんだけど『魔術師』はいろいろとマイナス部分が多くて面白く読めなかった。
    やっぱり探偵と恋愛を無理矢理付けました感があって口ぽかーんて感じだったかな。
    明智と恋愛をセットにするならそこ端折っちゃダメだろみたいな。しかも『吸血鬼』に続くのか…。

  • 2007/6/27購入

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著者プロフィール

1894(明治27年)〜1965(昭和40年)、小説家。
1923年、『新青年』に掲載された『二銭銅貨』でデビュー。
1925年に『新青年』に6ヶ月連続短編掲載したうち2作目の『心理試験』が好評を得、初期作品は日本人による創作の探偵小説の礎を築いた。また同時期に『赤い部屋』『人間椅子』『鏡地獄』なども発表、幻想怪奇小説も人気を博した。
1927年に休筆したのち、『陰獣』を発表。横溝正史に「前代未聞のトリックを用いた探偵小説」と評価される。
1931年、『江戸川乱歩全集』全13巻が平凡社より刊行開始。
1936年、少年向け推理小説シリーズの第1話「怪人二十面相」を雑誌『少年倶楽部』に連載。太平洋戦争により一時執筆を休止したが、戦後再開し、子どもたちから絶大な支持を受けた。

「2021年 『人間椅子 江戸川乱歩 背徳幻想傑作集』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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